妻がオムツをする日、えーーー!
妻の病状は日に日に深刻になってきている。1か月先か2か月先か、それとも半年先か?その時機は全く予想が付かないが、確実に近づいてきている。今は一人で立ち上がり、伝い歩きや歩行器を使って移動ができている。それで、どうにかトイレまでたどり着け、用を足している。しかし、一人で立ち上がれると言っても、捕まり立ちで、それも、かなり大変になってきている様子が見てとれるし、バランスを保っていられるのはほんのわずかな時間だ。すぐに、疲れ果て、座り込んでしまう。もし、トイレまでたどり着けなくなったら(確実にそのときは近づいているのだが)、私が何とかトイレまで運んで、便座に座らせるしかなくなる。まあ、トイレに座っていられる状態ならば、何としても、トイレに座らせて、用を足せるようにしたい。オムツをするなんて惨め過ぎる。そんな妻の姿は想像できない。でも、そうなったらそうなったで、やるしかないのだが・・・・・。そうなる前に、今やることがある筈だ。まずは、トイレの改装を、真剣に考えるときが来てしまったのだと改めて思う。どうやったら、うまく妻を運べるか?トイレにどう座らせるか?そのために必要なものはなにか?まずは、色々な場面をイメージしてみようと思う。
妻を運べるように、私は体を鍛えないといけないと思い、ジムに通い始め、一年半になる。しかし、肉体改造は遅遅として進んでいない。今は、単にストレス発散する場となっていて、テニスや卓球にほとんどの時間を費やしてしまっているのが現状だ。でも、肉体改造が達成し、筋力をアップを図らないと、妻を運ぶことなど到底できない。オムツを使う日を一日でも先に延ばさないといけない。とりあえず、今日からトレーニングを頑張ろうと思う。