明日へのヒント by シキシマ博士

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「ウメ子」 すごい子供達だ!

2005年12月06日 18時39分21秒 | 明日のためのドラマ
12月5日夜9時からTBSで放送されたドラマ「ウメ子
おもしろかったー!!!!!
素直に楽しめ、そして暖かい気持ちになれた2時間でした。
原作は、キャスターやエッセイストとして知られる、阿川佐和子さんが始めて書いた小説だそうですね。

太田みよ(深田恭子)は小学校の先生。
生徒と気持ちが通わず、先生を続けることに自信を失くしかける。
そんな時に頭をよぎったのが、幼稚園で仲良しだった〝ウメ子〟の事。
みよは、ウメ子が今どうしている知りたくなり、兄(岡田義徳)と共に18年ぶりに、かつて過ごした町に向かう。
懐かしい幼稚園や園長先生を訪ねながら、ウメ子と共に過ごした日々を鮮やかに回想していく。
…これ以上は書きません。
未見の人にはネタバレしないほうが、再放送などの時に楽しめると思うので。

監督は、「櫻の園」「12人の優しい日本人」などの劇場映画で知られる、中原俊監督。
ですから通常のテレビドラマより長回しなシーンもあり、全体的に、小品ながら良質な映画を見せてもらった感じです。
すごい得した感じ。

見所は、物語の大半を占める回想シーン。
そこに登場する子供たちです。
みよ役の岩本千波ちゃん、兄・健一役の田中冴樹くん、どちらも上手い!
そして、なんと言っても、ウメ子を演じた村上茉愛ちゃんが生き生きとしていて魅力的。
男の子のような元気さと、内に秘めた繊細さを見事に見せてくれました。〝ウメ子〟に成りきってましたね。
この子、初めて見たんですけど、他ではどんな作品に出ているんでしょうか? これからが楽しみな子ですね。
この子たちに元気を貰いました。
ありがとう!

ほかに、ウメ子の母親役で薬師丸ひろ子さんが出てましたが、「1リットルの涙」とも「三丁目の夕日」とも違う母を演じてました。最近、光ってますね。

生きていれば凹む事もあるけど、思い出の中の元気な自分や親友が、これからの自分を励ましてくれたりもします。
今の自分は、あの頃の自分に対して胸を張れてるかな?
自信無いな。背中を向けてはいないけど…
とりあえず、思い出とも仲良しでいよう!
このドラマは、そんな事を言ってくれた気がします。


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