明日へのヒント by シキシマ博士

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劇団シアター・ジャック「Japan Hand 改訂版」 復興へ向かう中で

2007年08月05日 00時28分18秒 | 明日への雑記帳
1週間前に私どもの主催する「あきる野映画祭」にゲストとして来てくださった、板倉光隆さんが出演している、劇団シアター・ジャック公演「Japan Hand 改訂版」を今日(4日)観てきました。
場所は、青山円形劇場。
8月2日から5日までの公演で、今日(4日)のみ2回公演。私が観たのは昼の部(14:00から)です。

映画祭では「時をかける少女」の声優さんとしてお越し頂いたのですが、あれは板倉さんの魅力の一部に過ぎなかったことを今日改めて知りました。
すごい人に来て頂いたんだなぁと再認識しました。
劇団 昴に在籍する板倉さんは、今回は客演ということになりますが、とても重要な役です。
まず、この芝居は板倉さんの登場からスタートします。
狂言回しでもあり、全体を俯瞰で眺めているような存在です。
その存在感は素晴らしかったです!

と、板倉さんにだけ目を向けていたのは最初のうち。
脚本と役者さんたちの良さで、すぐに物語そのものにのめり込んで行くことが出来ました。
高山真樹さん、長野和也さん、小峯和浩さん(作・演出もされてるんですね)、飯田千賀さん、保坂康幸さん、杉本長さん、分島忍さん、井上新也さん、桜井サイードさん、秋田ひゅうがくん…今まで知らなかった方たちばかりですど、皆、存在感があり引き込まれました。
素晴らしい舞台をありがとうございます。
ストーリーについては具体的に触れるのを控えますが、敗戦から復興へ向かう中で戸惑い苦しむ人々の物語です。
楽しい話ではありませんが、とても見応えがありました。
敗戦から新しい日本へのシフトはけっして簡単ではなく、その間には幾多の迷い・苦悩・後悔・懺悔があったのだということをリアルに実感させられました。

私自身、こういう舞台をあまり観たことが無かったのですが、いろいろと新鮮で刺激を受けました。
病みつきになるかもしれません。
ありがとうございました。

〈蛇足〉
ところで、私のハンドルネーム・シキシマ博士とは、アニメ「鉄人28号」の敷島博士から取ったんですが、その声を演じた牛山茂さんは、偶然にも板倉光隆さんと同じ「劇団 昴」の方なんですね。不思議なめぐり合わせを感じます。


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