※昨日首相官邸前は再稼働反対を求める人たちで埋め尽くされていました。
大飯再稼働撤回求める 官邸前で「4万人」抗議
http://www.asahi.com/national/update/0622/TKY201206220491.html
(朝日新聞デジタル)
※友人が発信している情報メールを転載させてもらいます。
↓↓↓
1.伊達市の今
原発から北西に約55km離れた福島県伊達市小国地区。現在も毎時3マイクロシーベルトを超える場所が点在します。小国地区に住む親子の苦悩の日々を見つめる、瞬間視聴率最高だった番組。ぜひごらんください。(どなたか録画してくださる方はいませんか?)
NHK「目撃!日本列島 ~外で遊びたい 福島県 ある親子の記録~」
7月1日(日)午後4時半~(再放送)
2.再稼働反対デモに11000人
毎週金曜日午後6時から首相官邸前で行なわれている再稼働反対のデモ。ツイッターなどで広がり、6月15日には11000人もの市民が集まりました(今晩も大規模にやります)。が、日本のマスコミはこれをまったく無視(CNN等では報道)。以下の動画で「官邸前の真実」をどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=OLD6u151E-Q
(2分半)
3.フクシマの叫び
その首相官邸前で、福島の教師が声をふりしぼって訴えたものが、ツイッターで流れています(わたしはこれを読むたびに涙が出ます)。以下、読みやすくするために、文意を変えない範囲で少し手を入れたものを送ります。転送歓迎です。
------------------------------
野田総理へ
みなさん、こんばんは。警備のみなさん、ご苦労さまです。私は福島県福島市で生まれて・・・。ずっと被曝してきました。子どももいます。なんでおまえ、こんなとこ(福島)いるんだよ、と言われるかもしれないけれど、それ以上にたくさんの教え子たちがいるので、捨てることができません。
1万人の子どもたちが福島を出ていきました。握手をして、涙流しながら、子どもたちとの別れをやってきました。でも、別れた子どもたちの方が安心なんです。
この一年間で、とりあえず自分の子どもにも何かしてやろうと思って、屋根のやすりがけをやりました、壁のやすりがけをやって、土をはがして、でもほとんど変わらないんです。
一年たっても、何が変わったかって言われたら、福島の環境なんていうのは何ひとつ変わってないんです。除染作業なんて見たことないです。ニュースで初めて見て、びっくりするくらいなんです。(本格除染が始まっていない、いまだ除染実験にとどまると)
わたしの家の横の公園は、1時間あたり1.5μSvです。これが普通なんです。申し訳ないですが、子どもたちは普通に遊んでいます。学習センターなんです。ここ(東京)だったら大問題になると思うんです。
わたしの乏しい知識が正しければ、0.6μSv/hあれば放射線管理区域となって、そこでは18歳未満は働けないと思います。でも、そこでゲームをやって、土埃の中で遊んでいて、食事をとり、水を飲んでいるんです。この一年間で福島の何が変わったかって、なんにも変わってないんです。
日々悲しいことはありますが、でもわたしが一番ここで訴えたかった、ここに今日わたしが来ている一番の理由は、わたしの周りにはたくさんの仮設住宅があるんです。じいちゃん、ばあちゃんたちがたくさんいます。
政府からたくさんのお金が出て、豊かにやってると思うでしょ。夏に来てみてくださいよ。仮設住宅にもれなくついているクーラーに、1個でも回ってるものなんかないですよ。だってお金払えないんだから。貯金を切り崩して日々生きてるんですよ。だから(仮設のじいちゃん、ばあちゃんたちは)夏暑いといって、図書館とかスーパーとか行って涼んでいるんです。
先週、浪江の人が首つりをして、その葬儀に行ってきました。災害で強制的に退去させられて、仮設で暮らして、我慢して、我慢しているんです。我慢して、我慢していても、いつか光があると思ってるんです。でも、なんにも決まってないのに、再稼働だけが決まっちゃったでしょ。心が死んだ、心が死んだんだー。
どうせ死ぬんだったら、クニで死にてえ、だから、だから一時帰宅のときに首つりが絶えないんだ。原発の再稼働のことが決まってから、首つりが絶えないんだ。
最初はね、なんだかクニでほろほろと来て死ぬのかな、と思ってたんだ。でもよく考えたら、そんなわけはないよね。首つりには頑丈な紐がいるでしょ。家族にあてた、時間をかけた遺書が、気持ちだけの衝動の自殺で、置いてあるわけがないでしょ。
死ぬ気で行ってるんだ。どうせ死ぬなら、クニで死にたいって帰って・・・。でもね、仮設で暮らして地元で死んでも、入る墓場も仮設なんだ。自分の墓に入れないんだ。
じいちゃん、ばあちゃんたちは、文句言わないで毎日やってるけれど、何年生きれるかわからないけれど、彼らにも少しでもいいから未来をやってくれ。明るい気持ちを与えてくれ。若い世代はなんでもやるから、じいちゃん、ばあちゃんたちに、少しでもいいから明るい未来を見せてやってくれ。
大飯再稼働撤回求める 官邸前で「4万人」抗議
http://www.asahi.com/national/update/0622/TKY201206220491.html
(朝日新聞デジタル)
※友人が発信している情報メールを転載させてもらいます。
↓↓↓
1.伊達市の今
原発から北西に約55km離れた福島県伊達市小国地区。現在も毎時3マイクロシーベルトを超える場所が点在します。小国地区に住む親子の苦悩の日々を見つめる、瞬間視聴率最高だった番組。ぜひごらんください。(どなたか録画してくださる方はいませんか?)
NHK「目撃!日本列島 ~外で遊びたい 福島県 ある親子の記録~」
7月1日(日)午後4時半~(再放送)
2.再稼働反対デモに11000人
毎週金曜日午後6時から首相官邸前で行なわれている再稼働反対のデモ。ツイッターなどで広がり、6月15日には11000人もの市民が集まりました(今晩も大規模にやります)。が、日本のマスコミはこれをまったく無視(CNN等では報道)。以下の動画で「官邸前の真実」をどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=OLD6u151E-Q
(2分半)
3.フクシマの叫び
その首相官邸前で、福島の教師が声をふりしぼって訴えたものが、ツイッターで流れています(わたしはこれを読むたびに涙が出ます)。以下、読みやすくするために、文意を変えない範囲で少し手を入れたものを送ります。転送歓迎です。
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野田総理へ
みなさん、こんばんは。警備のみなさん、ご苦労さまです。私は福島県福島市で生まれて・・・。ずっと被曝してきました。子どももいます。なんでおまえ、こんなとこ(福島)いるんだよ、と言われるかもしれないけれど、それ以上にたくさんの教え子たちがいるので、捨てることができません。
1万人の子どもたちが福島を出ていきました。握手をして、涙流しながら、子どもたちとの別れをやってきました。でも、別れた子どもたちの方が安心なんです。
この一年間で、とりあえず自分の子どもにも何かしてやろうと思って、屋根のやすりがけをやりました、壁のやすりがけをやって、土をはがして、でもほとんど変わらないんです。
一年たっても、何が変わったかって言われたら、福島の環境なんていうのは何ひとつ変わってないんです。除染作業なんて見たことないです。ニュースで初めて見て、びっくりするくらいなんです。(本格除染が始まっていない、いまだ除染実験にとどまると)
わたしの家の横の公園は、1時間あたり1.5μSvです。これが普通なんです。申し訳ないですが、子どもたちは普通に遊んでいます。学習センターなんです。ここ(東京)だったら大問題になると思うんです。
わたしの乏しい知識が正しければ、0.6μSv/hあれば放射線管理区域となって、そこでは18歳未満は働けないと思います。でも、そこでゲームをやって、土埃の中で遊んでいて、食事をとり、水を飲んでいるんです。この一年間で福島の何が変わったかって、なんにも変わってないんです。
日々悲しいことはありますが、でもわたしが一番ここで訴えたかった、ここに今日わたしが来ている一番の理由は、わたしの周りにはたくさんの仮設住宅があるんです。じいちゃん、ばあちゃんたちがたくさんいます。
政府からたくさんのお金が出て、豊かにやってると思うでしょ。夏に来てみてくださいよ。仮設住宅にもれなくついているクーラーに、1個でも回ってるものなんかないですよ。だってお金払えないんだから。貯金を切り崩して日々生きてるんですよ。だから(仮設のじいちゃん、ばあちゃんたちは)夏暑いといって、図書館とかスーパーとか行って涼んでいるんです。
先週、浪江の人が首つりをして、その葬儀に行ってきました。災害で強制的に退去させられて、仮設で暮らして、我慢して、我慢しているんです。我慢して、我慢していても、いつか光があると思ってるんです。でも、なんにも決まってないのに、再稼働だけが決まっちゃったでしょ。心が死んだ、心が死んだんだー。
どうせ死ぬんだったら、クニで死にてえ、だから、だから一時帰宅のときに首つりが絶えないんだ。原発の再稼働のことが決まってから、首つりが絶えないんだ。
最初はね、なんだかクニでほろほろと来て死ぬのかな、と思ってたんだ。でもよく考えたら、そんなわけはないよね。首つりには頑丈な紐がいるでしょ。家族にあてた、時間をかけた遺書が、気持ちだけの衝動の自殺で、置いてあるわけがないでしょ。
死ぬ気で行ってるんだ。どうせ死ぬなら、クニで死にたいって帰って・・・。でもね、仮設で暮らして地元で死んでも、入る墓場も仮設なんだ。自分の墓に入れないんだ。
じいちゃん、ばあちゃんたちは、文句言わないで毎日やってるけれど、何年生きれるかわからないけれど、彼らにも少しでもいいから未来をやってくれ。明るい気持ちを与えてくれ。若い世代はなんでもやるから、じいちゃん、ばあちゃんたちに、少しでもいいから明るい未来を見せてやってくれ。
http://www.youtube.com/watch?v=ZtOlq5rRSsQ&feature=youtu.be