ドミンゴ(土民子)のわくわくランド

自分が感じた面白い、かつ、怒りの話題を提供します。
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明るい人に人が集まる。

2006-12-27 | Weblog
私の知人に「虎の穴」の社長、吉田博高氏という人がいる。

この方はめっぽう明るい人で会合に出ると沢山の人が集まってくる。

話題も豊富で全然偉そうな態度をとらない人である。この人柄がビジネスを大きく

しているのでなかろうか。

1994年会社を創立し、今では年商100億円の企業に育てた。

兎に角、彼と話していると時間を忘れてしまうほど引き込まれる。

二人で夕飯を食いながら色々なことを話したが苦労した話は一切しない。

常に夢を語っていると彼のパワーに圧倒されてしまう。

彼との出会いは一橋大学の関教授が仕掛けた大学でのゼミ生の集まりである。

当日は成城大学の大講堂で「ベンチャー企業の経営者から何を学ぶか!」題して吉

田氏と私が基調講演をした。

その後、ゼミ生とパネルディスカッションである。

ゼミ生のアンケート調査によると日本の大学生の80%はいい会社に就職すること

を希望し、起業したいは20%と発表していた。

アメリカの大学生はこの反対である。独立精神が強いのか、はたまたアメリカンド

リームの機会があるのか?

私の子供達はアメリカの大学で学んだが、その国の文化であるように感じた。

日本では親が安定した企業に就職することを望み小さい頃から言われ続けられてい

る。安定した就職口は公務員が代表的である。他との競争原理がなくよっぽと悪い

ことをしない限り首にならない。

これを安定した職業とは、夢がない。

息子が日本に帰国して就職したいとの申し出があったが、私は楽な道を選ぶなと言

って起業することを薦めた。

彼はコネも金もなくスタートしたが、いまだに苦しんでいる。

苦しめばそれを乗り越えた時、大きなチャンスが訪れると励まし、私の人脈を紹介

している。

彼も明るい男で夢を語り、いい友人が沢山集まっている。

「明るい人には人が集まり」いい人生を歩めるだろう。

人を評価するにはその人が付き合っている人を見ればすぐ解る。