「遊び場ガーデン」でのバラ遊び、ご一緒にいかが?

バラの庭での庭遊びをお見せします!

庭の四季

2011-06-28 22:33:51 | 日記

 

(本日は、清少納言もどき

春は水仙、錨草。

やっとこさで芽を出すスノードロップやクロッカスもいいね。

土をほじって手伝いたくなる。

チューリップが咲き出すと、陽春の候。

 

初夏は牡丹に薔薇にクレマチス。

花は咲き継ぎ、葉は瑞々しい。

風は爽やか、芳香あふれる。

葉を食う虫に悪態をつきながら、庭を歩くもまた楽し。

カミキリムシとコガネムシが居なけりゃもっとよし。

 

梅雨時は紫陽花、花菖蒲。

雨を味方につけたる、このしたたかさ。

梅雨の晴れ間、蒸し暑い中では見る影もなし。

半夏生の、いつの間にか白く色づく葉が涼やか。

 

盛夏に映えるは、槿にハイビスカス。

朝顔も悪くはないが、寝坊をきめこんだ日には間に合わぬ。

夏椿と百日紅の白花、向日葵の燃える黄色も、陽射しに眩しい。

やたら蔓延り過ぎぬよう、植物どもよ自制せよ。

 

秋はススキ。

ヤハズススキにイトススキ、ヤクシマススキ、パンパスグラスもおもしろい。

萩なら白萩。

モミジだったら、イロハモミジかヤマハモミジ。

シンプルに、風情豊かに色づくがよし。

 

晩秋は、咲き残りの菊。

とりどりの小菊が垣根にもたれて咲き残る。

さまざまに技を尽して咲かせる菊も、またおもしろい。

ことに嵯峨菊の白いのは好ましい。

 

冬は枯れ野、葉を落とした木々。

柏の大きい葉が、散らずに残るも冬らしい。

早朝の霜柱、冴えた夕空、夜半の雪、すべて冬らしいのがよい。

師走のうちから日本水仙の香り漂い、蝋梅も色づく。

春は冬あってこそ。

 

そうだ、忘れていた。

                    西洋人参木

咲いた、咲いた、西洋人参木が咲いた。

花にも香りはあるが。

それより葉や枝や、花の後の黒い実がよく香る。

ハーブの一種だろ。

たくさんの黒い実を、うまく利用できないものか。

利用法を知りたいもんだ。

昨年は、枝葉ごと収穫して、発酵肥料の材料とした。

効果があるのかどうか、定かでない。

ともあれ、これから数週間は、青い花を楽しめる。