埼玉県では、ここ数年、ツマグロヒョウモンの個体数が多いように思う。
本来は南方系のチョウだが、温暖化傾向の気候に便乗して、北上しているらしい。
幼虫はスミレの葉を食す。
バラには関心を示さない。
人に害をすることもない。
よって、敵ではない。
つまり、潰したりはしない。
ツマグロヒョウモンの幼虫
ちょいとばかり、グロテスクではある。
ほうりっ放しにしてあった、ビオラの葉を食している。
大きいほうは終齢幼虫だろう。
ビオラは撤去したいが、も少し残しておいてやろうか。
カバマダラという毒チョウがいる。
体内に毒をもつので、鳥が避ける。
ツマグロヒョウモンのメスは、このカバマダラに擬態しているらしい。
おもしろい天敵対策をしている。
このところチョウの姿をよく見かける。
クロアゲハ、アオスジアゲハ、アゲハ。
キアゲハを呼ぶつもりで、パセリを植えている。
来るかな。
ブッドレアも山椒もあるぞ。
同じチョウでも、アゲハは初夏の気分、
アオスジアゲハやクロアゲハ、カラスアゲハは、真夏に涼風の風情、
ツマグロヒョウモンは、蒸し暑さを運んでくる気がする。
単なる偏見。
ツマグロヒョウモンには、庭より草原が似合う。
ホットココア
ホットココアやブラックティーのような、茶系の花は、暑くなると朱色に咲く。
細胞が大きくなるから、仕方がないんだそうだ。
うちのホットココアは、2番花まで咲かせて、あとは摘蕾する。
よほどのことがない限り、他のバラも真夏には咲かせない。
どうせ、いい花は期待できない。
夏は忙しくって、手入れも不十分になる。
それじゃ、欲張って、四季咲きにしなくてもいいんじゃないか。
ふと、そんな事を思う、今日この頃。