「遊び場ガーデン」でのバラ遊び、ご一緒にいかが?

バラの庭での庭遊びをお見せします!

春を実感

2013-04-05 19:48:00 | ガーデニング

当然のことながら、気温がゆるんできたのを感じたとき、春は実感できる。

それと同時に、身を小さくして寒風をやり過ごしていた植物が、むくむく育ち始める。

色合いでは、こんなのが春のイメジかと思う。

このビオラ、冬の間、水を切らせてしおれたこともあった。

花柄摘みもさほど熱心にしたわけではない。

それでも、4月になればこのように咲く。

健気なことよ。

 

われわれ人間は、体温を一定に保つ恒温動物だから、気温やら日の出時刻やらで春を感じればよい。

3月には、Tシャツで過ごせる初夏の陽気の翌日が、コートを着込んでまだ寒いということもあったような気がするが。

三寒四温に文句をいいつつも、衣服で調節すればすむ。

 

では、変温動物の昆虫はどうなっているのか。

1日だけ気温が上がったからといって、冬越しサナギが羽化しても、蜜をたくわえた花はない。

翌日気温が下がれば、自由に動き回ることもままならないだろう。

そんな不都合をなくすため、昆虫は気温を積算しているのだという。

それもただの積算ではない。

ある一定温度より低い、極端に寒い日には、その温度は数えない。

この一定の温度は、発育限界温度と呼ばれている。

日本に棲む多くの虫では、この発育限界温度はだいたい5℃から10℃の間だという。

発育限界温度を5℃とすると、8℃の日が2日あると、3℃×2日が積算されるというわけだ。

そうやって積算された、有効温度の量が一定値を超えると、卵から小さい幼虫が出てきたり、サナギがチョウになったりするのだ。

なるほど、それなら、間違って、冬のさなかのたまたま暖かい日に、羽化する危険は避けられる。

では、その5℃という気温は、何時間続いたら認識されるのだろう。

1日の気温は、常に変化する。

例えば、3時間以上8℃が続いて初めて3℃×1日となるのか。

それとも、平均値をとるのか。

どの時点での平均値か。

う~ん、世の中、疑問だらけ、不思議だらけ。

 

クリーピングタイムの中に紛れこんだ、タンポポ一株。

こういうのもいいな、と思う。

(もちろん種は飛ばさないけれど。)


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして、初コメントです! (めぐみ)
2013-04-11 20:18:53
はじめまして!めぐみっていいます、他人のブログにいきなりコメントするの始めてで緊張していまっす(⌒∇⌒)。ちょくちょく見にきてるのでまたコメントしにきますね(*・・*)ポッ
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めぐみさん、ありがとうございます。 (ゆんちゃか)
2013-05-17 20:09:45
すみません、せっかくコメントしてくださったのに、全然気づきませんでした。自分のブログは、たま~にしか見ないので。しかも、好き勝手に書いているので、どなたかが興味を持ってくださるとは、思いもよりませんでした。めぐみさんが興味を持ってくださって、とてもうれしく思います。

今シーズンの庭を、どうぞごらんください。ちょっと恥ずかしいけれど。
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