(本日は、悠々自適、楽隠居の、お爺さんバージョンですから、想像力を働かせてお読みください。)
昨日は風が少々冷たかったが、いい天気じゃった。
今日のニュースによると、関東地方の木枯らし1号だったらしい。
久々に都心に出かけてな、友人たちと愉快に菊を愛でつつ一杯と洒落込んだ。
美人の婆さんが菊作りをやちょってな、先生について習っておるとかで、なかなか本格的なんじゃよ。
(ごめんなさい。ホントは美人でスマートでお料理上手な奥様です。)
土やら肥料やら消毒やら、それから仕立て方も、話し始めたらキリがないほどのうんちくが出てきそうな気配じゃ。
われわれ素人が菊をやるとな、どうも下のほうの葉が落ちてしまいよる。
ところがじゃ、彼女のとこの菊はな、地際から葉が青々と見事な葉が健在じゃ。
何十鉢あるか知らんが、ぜ~んぶ葉が美しい。
だから立派な花が咲くんじゃろなぁ。
彼女の菊は、大菊もあるが、小菊が印象的でのう。
今年は花弁の幅のある、洋風のが目立ったような気がしたぞ。
女性らしい優しい風情が何ともいえん。
庭だけじゃなく、玄関先やらリビングルームにも菊の鉢が飾ってある。
レイアウトも心配りが行き届いておるんじゃ。
今年はえらく丈の高いのもあった。
2m近くもあるんじゃなかろかのう。
8号だか9号だかの鉢で、その高さに育てるとはなぁ。
大したもんじゃ。
菊の花は、雨に当てんよう鉢を移動するとか言うておった。
大きい花や背の高いものは、移動も大ごとじゃろう。
それにまた、ご馳走が本格的でなぁ。
肝いりの「お取り寄せ」だの、やたら手間をかけた「きゅうりの漬物」だの、こだわりの「だし」だの。
そうだ、漬物のレシピをメモしたんじゃった。
うちのばあさんに教えてやろう。
ばあさんの友だちも知りたがっておったな。
メールするかな。
菊の季節、薔薇の季節、素敵なもてなしと楽しい友達との会話が、毎日の暮らしにうるおいを与えてくれておる。
考えて見ると、10年来のお付き合いとなった!
今後も、末長く、お付き合い願いたいものである(^_-)-☆
なんと、始まりは、千曲川べりの
ズケ料理からであったことを、今回、確認したのである(苦笑)