「遊び場ガーデン」でのバラ遊び、ご一緒にいかが?

バラの庭での庭遊びをお見せします!

ローズ・ポンパドール

2012-05-26 14:07:21 | 日記

毎朝、窓から庭を眺めては、満足感に浸る。

日の出直後が一番美しい。

青味がかった朝の大気が、バラの香華に満たされる。

う~ん、至福のとき。

 

香に定評のあるバラは、我が遊び場ガーデンにもいくつかあるが、

ローズ・ポンパドールがスゴイ。

デルバールのローズ・ポンパドールが我が家のバラに加わったのは、2012年4月のこと。

実を言うと、あまり期待をしなかった。

大輪のピンクは、ティファニーだけで十分だと思っていた。

大きすぎる花は、小ぶりの一輪挿しには似合わない。

まあ、期待していなくても、早よう咲け、とばかりに肥料だ水だと世話は焼く。

咲いてみたら、13cmはある大輪。

非常によく香る。

昼間、花がクタッとしていても香る。

夜でも、雨模様でも香る。

散りそうになっても香る。

花弁の多いクォーターロゼットだから、香が逃げないのかもしれない。

樹勢は旺盛で、すでにシュートが出始めている。

病気にも強いように思われる。

うちに来た最初の年から、病気にかからないのは、耐病性強といえる。

これで、暑い夏に耐えるなら、優秀!

 

ポンパドール公爵夫人は、ルイ十五世の寵を受け20年間にわたって、国政を左右したのだとか。

超美人でスレンダーでエレガント、教養があり大胆で切れ味鋭い女性だったのだろうなあ、と想像する次第。

この花、彼女が好んだという、ポンパドールピンクとは、ちょいとずれている気が・・・。

肖像画で見る優雅なポンパドール夫人に、この華やかなピンクは似合わない。

もうちょいと、複雑なピンク、シックなピンク、モーヴいろのかかったピンクが相応しい。

しかし香りはイメージ通り。

香で彼女の存在が知れるほどだったんじゃないですかね。

ま、個人的独断と偏見に満ちた妄想にすぎませんが。

 

ゲラニウム ジョンソンズブルーの隣に置いたらどうかな。