クレマチス フォンドメモリーズ ＆ エミリア・プラター

多くの草花が長雨でダメジを受ける中、クレマチスは比較的平気な顔をしている。

フォンドメモリーズ（Clematis florida 'Fond Memories')は、フロリダ系の遅咲き大輪種。↓

2003年にイギリスで作出された、やや新しい品種だ。

手のひら大の大きな花は、糸覆輪となって非常に美しい。

咲き進むと、覆輪部分が染み出るように、中心部分に向かってグラデーションを成す。↑

濃い緑の葉色と白っぽい花色から、遠目に目立つ花姿をしている。

新枝咲きで、中～強剪定というが、昨冬は少しばかり誘引した。

株を植えた場所から離れた所で咲かせたかったためだ。

つる植物は、咲かせたい場所で咲かせることができるから、都合がいい。

それに、新枝咲きのクレマチスは、バラの冬剪定時に、バラと一緒にバッサリやれるから、気楽でいられる。

 

エミリア・プラター（Emilia Plater)も、新枝咲き、遅咲きというので選んだ。↓

ビチセラ系、新枝咲き、強剪定の品種。

ホントは、新しいツルが伸びるにしたがって、うまく誘引してやるのがいいのだろう。

が、あれよあれよと言う間に伸びてしまって、ぐちゃぐちゃに。

それでも、まあ、きれいに咲いた。

雨のあとでも、さほど影響はない。↑

 

クレマチスの花弁に見えるのは、実は、ガクなんだとか。

だから雨にも強いんだろね。

そういえば、アジサイもあの色の付いた部分は、ガクだったっけ。 

 

今日、夕方、天気予報どおりに、雷を伴う激しいにわか雨があった。

早朝は雲ひとつない快晴。

午後から積乱雲がモクモクとわきあがり、5ｋｍ～10ｋｍ離れた所に落雷がいくつもあった。（距離を計算した）

夕方の雨で、虹が出た。

虹が見えると、なんだか嬉しい。