「遊び場ガーデン」でのバラ遊び、ご一緒にいかが?

バラの庭での庭遊びをお見せします!

セイヨウニンジンボクとミミズ

2013-06-30 15:08:36 | ガーデニング

何年も前に、ほんの15cmほどのセイヨウニンジンボク苗を手に入れた。

たしか、450円。

毎年、爽やかなブルーの花を見せてくれる。

も少し近づくと、

大型のクマバチにも、小型のハナアブにも人気がある。

小さい一つの花が咲いている時間は短いが、たくさんの蕾が待機している。

だから、花の期間がたいそう長い。

肌寒い梅雨寒の日にも、蒸し暑い曇り空の下でも、カッと晴れた陽に照らされても、平気で咲き続ける。

ここ数年は、秋にも花をつける。

病気にはかからないし、虫害も見たことがない。

地植えにしてからは、肥料も水もやったことはない。

夏は蒸し暑く、冬には-5℃になる埼玉県で、地植えにて問題なく育つ。

落葉低木で、垂れ下がった枝が地に着くと、容易に発根する。

だから挿し木もできるに違いない。

伸びすぎたら、好きなところで切ればよい。

 

花の後には、直径2~3mmの種ができる。

その種は、秋に黒く実る。

花の数だけ種ができるから、それはそれはまとまった量になる。

葉にも枝にも、もちろん種にも強い芳香がある。

ハーブとしての価値もあるのだろう。

 

で、その香りを何とか利用できないかと考えた。

秋に腐葉土やら堆肥やらを仕込むとき、この枝や種を入れてみた。

すると、どうも、ミミズが入らないようだ。

 

腐葉土にミミズ(フトミミズ)が入ると、鉢植え用には使いたくない。

大きいミミズが鉢の中に住んでいると、鉢土がベチョベチョになってしまうからだ。

庭や畑にいるフトミミズは、土を耕す有用生物といえるだろう。

が、狭い鉢の中となると別、ということ。

 

土の上に落ち葉や野菜くずを積むと、必ずミミズが入り込む。

落ち葉だけをビニル袋に詰めても、どこからかミミズが湧いてくる。

バラの鉢に入り込んだミミズは、バラのための有機物を餌として、丸々と太り育つ。

鉢替えで、ため息をついたことは、1度や2度ではない。

ミミズの排除はなかなか難しい。

 

さらに回数を重ね、セイヨウニンジンボクとミミズの関係を確かめたい。