2週続きの大雪で、バラの冬の手入れがすっかり遅くなってしまった。
今日、2月27日に暖かい雨が降ったので、雪はだいぶとけたようだ。
昨日まで孤立状態の地区があったらしいが、幸い今日は解消したらしい。
ここ埼玉県でも、雪崩注意報が出ている地域があるから恐れ入る。
2月8~9日の大雪から、14~15日の更なる大雪と続き、庭は土を掘れる状態ではなかった。
1月中にやっとこさでツルバラ誘引を終え、さあ、寒肥と言う矢先の大雪。
半月もあったら、どんなに作業がはかどったことだろうと、ぼやきたくもなる。
で、今日は、長靴を泥んこにしながら地植えバラの半分程度に肥料を施した。
すると、小さい芽が。
雪が融けてぐちゃぐちゃの中から、オーニソガラム・ウンベラータムが逞しく伸び出している。
春に白い花を咲かせたあと、夏には跡形もなくなってしまうので、こちらはすっかり忘れているが、忘れずに芽を出すのがエライ。
オーニソガラムのすぐ近くに、ボケの木がある。
細く鋭い棘と入り組んだ枝が、2mほどの茂みを作っている。
14日の大雪で枝が地面に付くほどたわんだ。
厚くかぶさった雪はあまりに重くて、掘り出すのはあきらめざるを得ず、そのままの姿で1週間以上過ごすことに。
折れてしまうかと思ったが、雪が融けると同時に折れもせずに復活。
大したもんだ。
ボケの蕾はすっかり大きくなり、春の準備は整っている。
咲くための準備は万端。
雪のせいか、それとも小鳥どものしわざか、蕾が地面に落ちている。
が、それも気にならないほど多くの蕾をつけている。
すっかり雪がとけたら、水仙だのアイリスだの、あちこち小さい芽が見つかるだろう。
デルフィニウムは雪の下で持ちこたえただろうか。