「遊び場ガーデン」でのバラ遊び、ご一緒にいかが?

バラの庭での庭遊びをお見せします!

オオキンケイギクを植えてはならない!

2014-05-29 22:27:06 | ガーデニング

数年前、どこからか種が流れてきたのだろう。

駐車場の端に黄色いきれいな花が咲いた。

直径5cmほど、黄花コスモスに似た花で、ハルシャギクだと思っていた。

ロゼット状で冬を越し、年々増えるのが楽しみだった。

それが、栽培してはならない「オオキンケイギク」だとわかったのは、つい昨日のこと。

花は、まあキレイだし、長く次々に咲くし、仏花にも利用していたんで、少々ショックを受けた。

オオキンケイギクは、北アメリカ原産の帰化植物で、ワイルドフラワーとして販売・利用されたらしい。

ところが繁殖力が旺盛すぎ、どこでも増えに増え、河原などで日本固有の植物を駆逐するに至ったのだとか。

で、平成18年2月に環境省が「特定外来生物」に指定。

栽培、補完、運搬、輸入、植栽が禁止された。

違反した場合には罰則もある。

個人の場合は、3年以下の懲役または300万円以下の罰金!

法人なら、1億円以下の罰金!なんだとか。

こりゃ大変!!

「知りませんでした」じゃ済まされない。

そろそろ種ができかかっているから、処分するならぐずぐずしてはいられない。

有毒でないだけましだと思って、ゴミ袋に詰め込むことにしよう。

 

さて、もうひとつ、小癪な輩を登場させよう。

ゴマダラカミキリの幼虫「テッポウムシ」だ。

これがバラの根元から下に向かって食い進むと、株が枯れてしまうことが多い。

たいていは、あまり高くない場所に産卵するらしい。

今までは、根元に近い部分への産卵が多かった。

株元から下へ向かって食害したせいで、バラもモミジも白樺も、何本枯れたことだろう。

今回のように枝の途中に被害を見つけたのは初めてだ。

水平に誘引した枝の中ほどから、枝の先端に向かって食害したようだ。

だから、枝1本の被害で済んだ。

 

株元におが屑状のものが、テッポウムシの被害のサイン。

ただ、幼虫が幹に入った穴が見つからないことが多い。

穴が見つかれば、針金をつっこんで、ガシガシやって幼虫を退治する。

あるいは、先のとがったハサミで、幼虫を見つけるまで、とことん幹を切り裂く。

幼虫が食害したあとは、幹がブカブカになっているから、比較的簡単にできるはず。

でも、どちらもできないこともある。

むしろ、どちらもできないことの方が多いかも。

 

神様、どうか、この世からゴマダラカミキリを消去してくださいませ。