蒸し暑いというほどではなく、
少し肌寒く思うほどの気温で、
まっすぐに静かな雨が落ちてくる。
そういう雨が好ましい。
空気がたっぷり水気を含み、
木も草も芯から潤う。
日本古来の植物は、
おとなしやかな雨のよさを、よく知っている。
葉の美しさも際立つ。
アジサイ、ハナショウブ、ギボウシ、アカンサス、アガパンサス、そして多くの木々。
もっとも、バラは乾いた空気がお好みだろう。
バラやハイビスカスには、
降り続く雨は似合わない。
さっと降る雨。
雨後の爽やかな日差しと、輝く雨滴が似つかわしい。
ギボウシ 寒河江
寒河江の花穂があがる。
梅雨時の花らしく、雨のダメジを感じさせない。
花よりも、葉の美しさが、雨に映える。
サンパチェンス
サンパチェンスは丈夫だと聞いてはいる。
それにしても、この丈夫さと育ち具合には脱帽。
10号菊鉢が小さく見える。
4月29日に、この鉢に植えた。
鉢の真ん中に、小さくちょこんと植えた苗。
今では相当な存在感。
本当に、夏中咲くのか、サンパチェンスよ。
置肥と水だけで、この元気。(本当は液肥も必要らしい)
光合成と蒸散が、群を抜いて盛んなのか。
二酸化炭素吸収率がよく、周りを冷やすというのも納得。
雨によるダメジも少ない。
う~む。
ハイビスカス
ハイビスカスがこんなに咲く季節になったか。
ただ、雨に遭うと、アウト、なんちゃって。
雨が続くと、精彩を欠く。
熱帯の花だから、しようがない。
バラの庭。
今元気に咲くのは、ビンゴ・メイディランドと、ポール・ゴーギャン、フリージア。
ずいぶん葉を落とした株もある。
2番花を、楽しみに待つ。
昨日ゲットした、千成ひょうたんを植えたぞ。
鶏糞と腐葉土をたっぷり入れたぞ。
二階までとどけ!
同じくルドベキアは、ちょとタンマ。
思いの他、植物が茂り、苗を持ってウロウロ。
明日は居場所を見つけてやるから。