トラが3びき。+ぶち。

トラ年の人間2ひきとトラから名前をつけた犬(ワイマラナー)1ぴき+ぶち(イングリッシュポインター)1ぴきのおはなし。

ほしだ園地での首吊り事件

2010年09月16日 | 用務員便り
用務員です。

先日ほしだ園地に行ったときの記事がありましたが、夏の初めに行ったとき、事件が起きました。その日のことを“画伯”用務員Eの図解入りでご説明いたします。

ほしだ園地では、途中に小川が流れていて、一か所足冷やし場としてベンチが置いてあり、足をせせらぎに浸して冷やせる場所があります。


小さいですが、後ろのほうで女性が座っているのが分かりますか?



私たちもひとしきり水の冷たさを満喫したあと、ハイキングに戻ろうとしたんです。

と、そのとき、



写真の矢印のコンクリの斜面でクマルが水を払おうとぶるぶるぶる~。

私はクマルのリードを持って前を向いていたので、その姿は見ていませんでした。
次の瞬間リードに衝撃があり、振り返るとクマルがガケの下に宙づりになっていました。思い切りぶるぶるってするときって、足がばたばたと宙に浮いて不安定になることがありますよね。どうやらそれで足を踏み外したらしいのです。






振り返るとすでにこんな状態。



断面図を図解してみました。
こんな感じ。

後ろでどいながあせっています。


私はリードを力いっぱい引っ張ってもし首輪が抜けたらクマルが落ちて死んでしまうと思い、躊躇したんですが、引っ張ると締まる仕組みになっているスパイクチェーンだから引っ張っても抜けることはないということをすぐに思い出し、リードを目一杯引っ張って、クマルを引き上げました。

どいなは、クマルの重みで私が落ちたら私が死んでしまうと思い、クマルは落ちても(動物の運動神経で)死ぬことはないだろうから、私を後ろから引っ張って助けようと思い、最悪はリードを離したほうがいいと思っていたらしいです。



2人とも、、、死ぬ死ぬって。こんなとこ落ちたくらいで死ぬかいっ!ってな感じなんですが、このときは真剣に怖かったんですよー。クマルが23kgで良かった。リードを持っていたのが私で良かった。どいなよりは私のほうが力があるほうなので。


助けあげられたクマルはというと、へーぜんっとしてました。なんでやねん

みなさんも、ぶるぶるには要注意ですよ


この記事、私の普段のひどい“画伯”っぷりを笑ってもらおうという企画だったんですが、普通に笑えない上手な絵ですみません。