ホスピスで闘病中だったクリニックの仲間が旅立ちました。
私が初めてMさんに会った時、彼女はすでに余命を宣告された後でした。しかし、彼女は癌と闘いながら、少しでも体調のいい時にはクリニックへ出勤してくれました。クリニックで会う彼女は、病気のことなど感じさせないくらい、いつも笑顔でしゃきっと背筋の伸びた・・・とても美しく、強い人でした。
付き添っておられたお姉様が、
「ホスピスに入ってからも、ずっと『早く元気になって仕事に行きたい』と言っていました。でも、数日前に全て受け入れたように『ちょっと違ったみたい・・・私、いくね。』と言って、そのまま眠りに落ちたまま、苦しむことはありませんでした。」
とおっしゃるのを・・・涙無しには聞けませんでした。
お別れをさせて頂いたMさんは、最後にお会いした時よりも少しだけ痩せておられたけれど、やっぱりとても美しい人でした。祇園祭の時に撮った写真だという祭壇の遺影も、いつも私たちや患者さんに向けてくれていた笑顔そのままで・・・
Mさん、ありがとうございました。どうぞ安らかに・・・。
私が初めてMさんに会った時、彼女はすでに余命を宣告された後でした。しかし、彼女は癌と闘いながら、少しでも体調のいい時にはクリニックへ出勤してくれました。クリニックで会う彼女は、病気のことなど感じさせないくらい、いつも笑顔でしゃきっと背筋の伸びた・・・とても美しく、強い人でした。
付き添っておられたお姉様が、
「ホスピスに入ってからも、ずっと『早く元気になって仕事に行きたい』と言っていました。でも、数日前に全て受け入れたように『ちょっと違ったみたい・・・私、いくね。』と言って、そのまま眠りに落ちたまま、苦しむことはありませんでした。」
とおっしゃるのを・・・涙無しには聞けませんでした。
お別れをさせて頂いたMさんは、最後にお会いした時よりも少しだけ痩せておられたけれど、やっぱりとても美しい人でした。祇園祭の時に撮った写真だという祭壇の遺影も、いつも私たちや患者さんに向けてくれていた笑顔そのままで・・・
Mさん、ありがとうございました。どうぞ安らかに・・・。