女性管制官がアメリカで医者になった場合ーアメリカンドリーム

アメリカでアメリカンドリームを達成するには?
マーティンもと子(旧姓多尾もと子)の場合は?

スポーツの罠 その2

2010-10-17 13:41:02 | Weblog
3歳の男の子、野球好きの父親に抱きかかえられて ERのエントランスをくぐりました。
腕の中にいるその男の子、おでこの右側が大きく膨れ上がっていてぐったりしています

「先生、野球、知ってます?」

と野球のユニフォームを着込んだ父親が咳を切ったようにたずねます。

「ええ、もちろんですとも。」

アメリカではフットボールのルールは知っていても野球のことはさっぱり、と言う人が多いですからね。
私はもちろん日本人、アメフトのことは知らなくても野球のことはよく知っています。(昔、ソフトボールのピッチャーでした。)

どうやらこの子、サードベースとホームベースの真ん中に立っていました。
そのときホームベースでバッティングの練習中だった大人のプレーヤーが打ったあの硬いベースボールが ストレートにものすごい勢いでその子のおでこに当たったということらしい。

この子、脳震盪をおこしていたんですねぇ。
おそろしや~
手を尽くしていち早くレベル1の外傷センターに搬送しました!



それで、今日と明日のお話は Lou Gehrig’s disease のお話。

http://en.wikipedia.org/wiki/Lou_Gehrig


Lou Gehrigは、1920,1930年代に活躍した大リーグのベースボールのヒーローです。
Henry Louis "Lou" Gehrig は、1903年6月19日生誕、1941年6月2日にわずか37歳の若さでこの世を去りました。

ALS=Acute Lateral Sclerosis 急性側索硬化症でした。
そのためALSは 彼の名前にちなんでLou Gehrig’s diseaseと呼ばれるようになりました。

ALSは、不治の病です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%8B%E8%90%8E%E7%B8%AE%E6%80%A7%E5%81%B4%E7%B4%A2%E7%A1%AC%E5%8C%96%E7%97%87


筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう、amyotrophic lateral sclerosis、通称ALS)は、重篤な筋肉の萎縮と筋力低下をきたす神経変性疾患で、運動ニューロン病の一種。きわめて進行が速く、半数ほどが発症後3年から5年で呼吸筋麻痺により死亡する(人工呼吸器の装着による延命は可能)。治癒のための有効な治療法は確立されていない。

それで、なぜこんな話を持ち出したか、明日に続くのですが・・・

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