今日も国試勉強中に拾った知恵をもう一つご紹介します。
みなさん鯖にあたったことありますか?
むかしむかし、さば寿司か、お刺身を食べて、鯖にあたってじんましんがでたことがあります。
それで、鯖を 食べれば、アレルギーなのかというとそうではないんですよね。
それから、何度も何度も青みのお魚を食べていますが、ぜんぜんだいじょうぶ。
それで、クエスチョンバンクの中毒のセクションを読んでいて、
ヒスタミン食中毒というのがあるのを学びました。
青みの魚(特に鯖)は、ヒスチジンを 多く含むが、温度管理が悪いなどの条件下で
モルガン菌が、このヒスチジンを、ヒスタミンに変えてしまう。
腐敗臭がする前にすばやく産生さ れるので、傷んでないと判断してしまうことが多い。
ヒスタミン中毒の起こる理由のひとつである。
ということだそうで・・・
今 の今まで、知りませんでしたがやっと大昔にでたじんましんの謎が解けたわけ。
無知の知。ソクラテスの境地です、また。
こちらで鯖を食べることなんてほとんどありません。
鯖のような青みのお魚は売っていませんしね。
アメリカ人はもともとそんなに魚を好んで食べない肉食人種ですから。
かろうじて Japanese restaurantで、鯖定食なんてのを食べたことがあるくらい。
たぶんニューヨークとかカリフォルニアなんかから取り寄せているんでしょうね。
ちなみに英語でじんましんは
urticaria とか hives
です。
ちょっとむずかしいですが、一般的には hives という方が通じます。urticariaと言うと 医学用語なので知らないアメリカ人の方が多いかも。