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女性管制官がアメリカで医者になった場合ーアメリカンドリーム

アメリカでアメリカンドリームを達成するには?
マーティンもと子(旧姓多尾もと子)の場合は?

世界の偉人から学ぶ その2

2012-10-19 14:11:05 | Weblog
フランスのパリで育った彼がいつも例に取るのはやはりフランスの偉人。

そして私の場合はやはり日本人が例にあがります。松下さんやら井深さんも。

私たちは子どもたちに成功した偉人の例を話してあげることをよくしています。
しかし、スポーツ好きな子どもたちにはそれに沿った線でアプローチした方がぐっと来るようです。

まずはこの方。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB


イワンレンドルです。

チェコ出身の男子テニス界に君臨した名選手です。
1982年から1989年まで、8年連続で全米オープン決勝進出を果たしたのですが、いつも決勝戦で敗れるという万年準優勝組。
あきらめずにはじめて努力がむくわれたのは1984年の全仏オープン。
念願のジョンマッケンロー制覇を果たして初優勝!!
もうこれで、また準優勝かと強くささやかれていた結果の大逆転でした。

次は出ましたアメフトの大選手、ジョンエルウェイです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4


アメリカのフットボール界の最高峰のゲーム、スーパーボールに4年間の間に3回も出場しながら一度も勝てませんでした。
しかし彼はあきらめずにフットボールの世界ではかなりの高齢である38歳の時に1998年スーパーボール初優勝しました。
もう引退かと何度も言われながらも彼は頑張り続けました。

子どもたちにこの2人に共通していることは何?と聞きます。

雪ちゃんが真っ先に、

NEVER GIVE UP!!!

と答えました。


パソコン ダウン

2012-10-18 20:44:19 | Weblog
いくら気をつけていても、パソコンはウィルスに侵されたりスパイされていたりしますよね。
しばらくパソコンが手元にありませんでした。
ブログもリンクをiPad2では貼り付けられないので偉人シリーズが続けられませんでした。

パソコンに慣れた生活をしていますと、ないとなんか物足りないですね。。。

実は変な電話を受けたことがきっかけでした。

マイクロソフトのコンピューターライセンスに関係する会社?とかからで。。。
コンピューターから悪いシグナルが出ていてこのままではコンピューターが完全にだめになると言う話をし始めました。
そして私のパソコンで、それを確かめるよういろいろ具体的な捜査の指示をし始めたのです。

なんで、私の情報を?
ブログから?まさかね。。。

そこで電話を切ってまっすぐいつもお世話になっている修理屋へ。
いつも利用しているお店の名前が、コンピューターERドクターと言い、名前とても気に入っています。

そこへ2泊して帰ってきたパソコンですが、やっぱりスパイされていたそうです。
きれいになって帰って来ました。

しばらくは安心かな。

皆様もお気をつけ遊ばせ。

世界の偉人から学ぶ その1

2012-10-14 12:55:29 | Weblog
フランソワミッテラン、覚えておられますか。
フランスの元大統領です。



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%AF%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%A9%E3%83%B3


1981年から1995年までの14年間、フランスの大統領であった偉人です。
14年間大統領であったというのはフランスの歴史上最長だそうです。
大統領選挙になかなか当選しなかったがあきらめずになんと16年間も挑戦し続けた結果大統領に就任しました。

次は、日本人なら誰でも知っている本田宗一郎。

本田宗一郎語録ですが。。。

何かを発明しようと思って発明する人がいたらお目にかかりたい。
自分が困ったときに、それを解決するために知恵を出すのが発明といってさしつかえないでしょう。
 
人間というのは困らなきゃだめです。絶対絶命に追い込まれたときに出る力が本当の力なんだ。
人間はやろうと思えばたいていのことはできるのです。

人間が進歩するためには、まず第1歩を踏み出すことである。ちゅうちょして立ち止まっていては駄目である。なぜなら、そこにどんな障害があろうと、足を踏み込んではじめて知れるからだ。
失敗は、その1歩の踏み込みだと思う。 前進への足跡だと思う。

大体おとなというのは過去を背負っている。過去に頼っていい悪いを判断するから、百八十度転換した時には非常にあぶないイデオロギーで現在をみつめる。
私はこれが一番危険であるとみた。おそらく若い人も納得できないと思う。

明日に続けます。

航空管制

2012-10-08 01:10:52 | Weblog
先日、このブログによくコメントを下さる管制官時代の大先輩の書かれた大傑作の記事の一部に私の書いたエルパソ便りが航空管制という雑誌に載りました。

現役時代投稿する機会がなかったので、管制の世界を離れたこんなあとでこのようなチャンスがめぐってくるとは思ってもみず、感慨深いものがありました。

思えば入省したのがなんと32年前です。

当時女性管制官第一号として5人の女性が選ばれ、私はそのうちの一人でした。

世界各国ですでに活躍していた女性管制官をモデルに法律は改正され、それまで男性ばかりの世界であった航空管制界に私たちはパイオニアとして入り込みました。
当時のマスコミの大騒ぎは相当なもので、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌の取材に引っ張りだこだったものです。

数々の雑誌にも載りましたがその当時からまだ続いているのがクロワッサンと婦人之友という雑誌だけです。
音楽の森というラジオ番組で3日間に渡って対談した声楽家の立川清登氏は番組担当中に亡くなられています。
テレビの小川宏ショーにも出ました。

男性だけの世界だけあってほんとうに女性にできるのかと疑問視する先輩方も多く、大変な苦労をしました。
日本で一番忙しい羽田空港に配属された私でしたが、副席、飛行場管制とまでは順調に進みましたが、ターミナルレーダーの資格がなかなか取れず、結局はふつうの倍近くもかかってやっと免許が降りたという経緯がありました。

訓練が辛くて辛くて何度も泣きました。
あとから入ってきた後輩がどんどん追い越していく。。。こんな辛いことはありません。
私だって、できるのに。私だって。。。
しかし日本初の女性管制官、それも日本一忙しい羽田空港でのフルレーティング、99%でもだめ、100%仕上がっていなければ資格はあげられないと私は毎日厳しいトレーニングに励みました。
今思い起こしてもあんな辛い暗い日々はなかったと思います。

しかしあの時の逆行がここまで私を頑張らせたのでしょうね。

七転び八起き。まさに私の人生はそのとおりだと思います。

今回書いた記事をそのようになつかしく思い出しながら読んでくださる管制の先輩方がおられれば私はそれで幸せです。



久々に町へ繰り出す!

2012-09-29 03:55:27 | Weblog
久々にモールへ行きました。

ベルギーの親戚にお土産を買うのが目的です。
すっかり秋のデコレーションに変わったモールをひと歩き。
たまにはいいですねぇ。

実はこの一週間お休みをもらって自由時間を満喫しておりました。
東京にでも繰り出して遊んでこようかとよっぽど考えないでもなかったのですが。。。

ベルギーでは若者の話題はアメリカンファッションだそうで。
親戚の男の子たちのためにナイキの靴を買います。
ユーロで200ユーロ位(250ドル)するらしく、ナイキの靴は手が出ないとか。
アメリカでなら100ドル以内で買えます。
日本から来たらそれが5000円くらいで買えてしまうんでしょうねぇ。

もうすぐパパがベルギーに行くので靴を持っていってもらうことになっています。

この一週間何をしていたかと申しますと、日本人交流、これですね。
ジャパニーズクレープハウスに集合してランチを。
おいしいクレープや牛丼をいただき大満足しました。

1961年にアメリカへ移住されたおばあちゃまを頭に、先月エルパソにはじめて見えたミリ妻さんも。
ご縁というのは面白いです。

エルパソにできた大きな小児病院も見学に行ってきました。
この冬から研修医の指導にあたる予定でペーパーワークが進んでいます。
日本から見えている外科の先生がおられるというのでお会いできるのを楽しみにしています。

http://elpasochildrens.org/





メキシカンとジャパニーズのコラボ

2012-09-24 02:48:52 | Weblog
病み上がりの私が黙って寝室の椅子に座っていますと、ひょこひょこご機嫌伺いにやってきた雪ちゃん。

「ママ、今日は何処かへ行くの?」

どこかに行く元気はないので NOと言いますと、

了解!とばかりに部屋を去ったかと思えば、なんと小さなテーブルを一階から私の部屋まで持って来たのです。

それを私の目の前に置くと、また、階下へ消えます。

次に持って来たものはお盆にのせたお茶碗いっぱいのご飯。
そしてその山になったご飯の上には二本のフラウタスが鬼の角のように刺さっていました。
フラウタスと言うのは、メキシコの春巻きです。
お肉や鳥肉が中に入っていますが、油であげてあり春巻きより長くて細いです。

それをおいたかと思うと、

「おっと、あれ忘れた。。。」

とまた階段を降りて戻って来ます。

手にはお醤油のびんと、メキシコのチレが。


「ママ、早くよくなってね。」

オーバードース

2012-09-19 23:40:59 | Weblog
ここのところちょっとご無沙汰しておりましたが、なんとまあ背中に大きなおできができまして苦しんでおりました。

帯状疱疹ではありませんが自分ではよく見えないところにあるので最近新しく入ったうちの女医さんに診てもらったら

「これ、切開したほうがいいんじゃない?」

とおっしゃるのでおじけずいて

「いえいえ、お薬だけでなんとか。悪くなったら潔く切ってもらいます!」

処方箋をありがたくちょうだいしまして翌日薬局へ。

Bactrim DSというお薬でしたがなんと2錠を一日に2回服用するように書いてありました。

なんで、2錠なのかなあ。ふつうは一錠を一日に2回で十分なのにと不思議に思いましたがそれだけおできがひどいということなのだろうと思い、私も素直に2錠ごくんと。。。

2時間後私は寒気と異常なだるさに倒れまして、むこう2日間ベッドの人となりました。
なんともまあ、なさけない。

今日職場のミーティングで女医さんに会いましたがことの次第を喉から手が出るほど文句を?言いたかったのですがそこは私もぐっとこらえて

「先生、その節はお世話になりました。」

私ってやっぱり日本人なのねぇ。。。

恒例のプールパーティ

2012-09-10 01:22:18 | Weblog
息子の13歳の誕生日会にかこつけて、毎年恒例のプールパーティを開催しました。

例によってうちのパーティーは在米日本人の交流を目的としていますので来てくださった方の半分は知らない方です。
パーティーで偶然知り合ったはずが、実はお子さんたちのクラスがおんなじだったり。
別のお友達を共通に知っていたり。
10年来のお友達もいれば、はじめまして!という新しいお友達もいて。
毎年こうやってプールパーティをやりはじめて2年目ですが、楽しいですね。
日本人同士ってなんていいんでしょう。
日本語がしゃべれて嬉しいな。楽しいな。

前日に大雨が降ってしまった関係でプールのお水は冷たいし、急に気温が下がりましたが子どもたちは元気にプールで泳ぎました。

面白いことに医療関係者が多くて驚きます。
看護師さんが、な、なんと5名も。
そのうち一名はナースプラクティショナーです。
看護師さんの中でこれからアメリカのライセンスを取るぞ、と頑張っておられる方もいて先輩をさっそく紹介して差し上げました。
医師は自衛隊の医官をされている皮膚科の女医さんもかけつけてくださいましたよ。
フォートブリスの米陸軍基地に滞在している自衛官の健康管理にみえている先生です。

ミリタリーの奥様方はやはり多いですが、自衛隊の留学組もファミリーでかけつけてくださいました。企業の方はなぜか少数派でした。

メニューはメキシカンでしたがデザートはジャパニーズクレープハウスのオーナーの配達で、たい焼きクレープと、イチゴクレープでした。

https://www.facebook.com/JapaneseCrepeHouse

メキシカンは多すぎてあまりましたが、クレープはそれから二度も注文しなおすほどの大人気。
やっぱり日本のものは、おいしい、最高ですね。

とてもとてもすてきな一日となりました。
来ていただいた皆様には心から感謝です!!

胸が痛い

2012-09-01 16:39:48 | Weblog
心筋梗塞を扱うChest Pain Centerに勤めていますが、同じように胸が圧迫されるように激しく痛む疾患に心筋炎があります。
心筋炎とは、心臓の筋肉自体に炎症が生じた病態のことです。
原因はいろいろありますが、ウィルス性だったり、細菌性だったり。
ここのところ、ウィルス性なんだかよくはわからないのですが、エルパソの町で先週3つの小児のケースが報告されているそうです。

心筋梗塞と同じような痛み方をし、心電図も異常で、トロポニンという心筋梗塞特有の酵素も上昇するとか。

研修医だった頃、小児の心臓疾患を疑ったら必ず三つの検査を直ちにしなさいと教えられたものですが、それは心電図、胸部レントゲン、そして毛細血管ガス。
いずれもとても経済的でお値段が安上がりでできるということで、もちろんERでもすぐにできます。
ただし、これからはお子さんでもこのトロポニンの検査も付け加えないとね。。。
トロポニンは心筋梗塞で上昇しますので、Chest Pain Centerの我がERでは、10分以内でトロポニンの検査がベッドサイドでできます。
医療検査器具もほんとうに進歩していますよね。

何はともあれ、胸が痛かったら躊躇しないでERへ。
胸だけでなくても、左肩や、左腕痛くても一応みてもらいましょうね。
その昔、私の患者さんで左手の小指が痛むと言った方で心筋梗塞が発見されたケース、ありました。




ああ、忙し、忙し。。。

2012-08-27 01:45:54 | Weblog
夏休みを8月の最初に取ったせいでお仕事が詰まっています。

なんと今日は9時間の勤務でナースプラクティショナーと55人の患者さんをさばきました。
その前の日は50人くらいですからどれだけ忙しいか。。。
ナースプラクティショナーやフィジシャンアシスタントの診察した患者さんは医師が必ずあとで確認します。

神業に近いのでは?と思っていますがもう10年以上同じことやっていればやれて当たり前なのかも。
ほぼ100%が初対面ですから過去の状況も聞きださないといけないし、おじいちゃんおばあちゃんの場合はお薬のリストが10個なんていうのもめずらしくないです。

とにかくノンストップ。
あちこちのお部屋を動き回りますのでいい運動になりますし、ERの中を走っていることも多いです。

コンピューターの前に座ってカルテをまとめている間に二つも三つもトリアージ中の胸痛患者の心電図を目の前に突き出され。。。
STが上昇していればその場で「コードハート」です。
コードブルーの心筋梗塞版ですね。

今日は私には起こりませんでしたが、脳卒中の疑いがあれば「コードブレイン」です。
でも今日は、他のドクターが「コードブレイン」を連発していました。

ああ忙し、忙し。。。

明日は月曜日。魔の月曜日。
なぜか月曜日は例外なく超忙しいです。

ベテランフィジシャンアシスタントとチームワークで頑張ります!