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徒然USO800

時事ネタ漫画や同人活動報告やら雑多な漫画日誌です。

次期マツダアクセラと日本メーカーの陰り

2008-09-28 11:05:33 | Weblog
 次期マツダアクセラの記事が雑誌に載っていた。今年11月に欧米で先行デビューしてから来年5月に日本デビューだそうだ。

 わしはけっこうマツダのデザインは好きだ。特にバブル手前あたりからラテンの雰囲気がプンプンしている。性能・機能面ではドイツ車をベンチマークにしているがエクステリアやインテリアのデザインはイタリアっぽい雰囲気が漂っているような気がする。でも次期アクセラの顔は同じラテン系でもフランス車っぽい。このグリルレスはどう見てもプジョー顔だ。好き嫌いはあるだろうがまぁ、良しとしよう。ボディ形状はセダン、ハッチバック、少し遅れてワゴンを展開するらしい。

 しかし最近の日本車は厳しい環境下にある。例のアメリカの金融崩壊により金城湯池であるアメリカ市場が縮小傾向だ。トヨタでさえ、販売台数が大幅に減少している。さらに成長著しい中国・ロシア・インド等新興国市場もアメリカの景気後退を受け大幅に販売を落としている。

 そんな中でアメリカでの「08年米国自動車耐久品質調査」が発表された。これは購入から3年を経過した車を対象にした調査で、物づくりというメーカーの実力のバロメーターとも言うべきものだがここでなんと前年比でマツダ(21位)と日産(18位)が韓国の現代自動車(13位)に抜かれた。日産の高級車ブランドのインフィニティですら15位と現代自動車に及ばない。まぁ、トヨタのレクサスが1位、トヨタが4位、ホンダの高級ブランド・アキュラが5位、ホンダが9位、三菱が12位とまだ現代自動車を上回っているがこれもどうなるかわからん。すでに既存の自動車技術は煮詰まってきていて抜本的な技術革新が無いので新興国の後追いメーカーが猛烈な勢いでキャッチアップしてくるのだ。先進国の自動車メーカーは今後、技術革新ののり代の大きいハイブリッド、電気自動車技術の開発に血道をあげていかねばなるまい。

 ズーム、ズーム、ズーム♪ で世界的にも珍しいスポーツカー路線とデザインコンシャスに邁進するマツダも裏を返せばそれだけ既存の基本技術の世代交代が進んでいないことを示している。そのうえ親会社のフォードが危機的状況なので正直相当厳しい状況にあるのではないか。


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