
デルXPS13の期待した「リコール」という機能。結局何か分からんうちに使えなくなった・・ これは元々マイクロソフトがスナップドラゴンを搭載した自社パソコンSurfacePro向けに作った機能で、後からインテル版用に今作ってるのではないか?疑惑。
デルの社員さんの話ではスナップドラゴン版はそのまますぐ使えるけどインテル版は「インサイダープログラム」に加入して「インサイダープレビュー」と言うソフトをインストールしないと使えないという事だった。
富士通の説明では
「Windows Insider Program(インサイダープログラム)とは、開発中の機能など、一般提供前のWindowsを無料で試すことができるプログラムです。
Windows Insider Programに参加することで、最新のWindowsを実行でき、確認できた問題点をマイクロソフト社に送信することなどもできます。
Windows Insider Programに参加することで、最新のWindowsを実行でき、確認できた問題点をマイクロソフト社に送信することなどもできます。
なお、Windows Insider Programに参加しなくても、Windowsは問題なく利用できます。
また、Windows Insider Programに参加し、Insider Preview (インサイダー プレビュー)をインストールしたビルドについて、当社では動作確認・保証は行っておりません。」と言うこと。やっぱりね・・
以上から推察するに元々「リコール」というAI機能はスナップドラゴン用でインテル用のソフトではなかった可能性が高い。
クアルコム社のCPU「スナップドラゴン」とインテルのCPU「コア」ではアーキテクチャ(構造)が違う。アーキテクチャが違うと利用するプログラムの機械語も違う。ウィンドウズで一般的なインテル・AMDのCPUを搭載したパソコンにはX86/X64版のウィンドウズ11が搭載されており、アプリもX86/X64版を使う。一方、クアルコムのCPUを搭載したパソコンで使うのはArm64版のウィンドウズ11とアプリ。
元々Arm64対応のアプリは少なかったので、数が圧倒的に多いX86/X64版アプリがクアルコムのパソコンで動かないと実用上困ることになる。そこで「Prism」というエミュレーション(異なるハードウェアやソフトウェアの機能を、別のハードウェアやソフトウェアで模倣して実行する)機能でX86/X64版アプリを動かすようにした。ただし、今はメジャーアプリの殆どはArm64版に対応してるそうだ。それでも「一太郎」とか「ATOK」は未だにエミュレーションでも動かないそうだが・・ 頑固だなジャストシステム。(苦笑)
そこで話は戻るが今回の「リコール」はマイクロソフトが自社パソコンへの搭載を優先してスナップドラゴン版を先に開発したのでは?ということだ。それならインテル版の方が未だに「インサイダープログラム」に加入した上で「インサイダープレビュー」をインストールしろという説明は付く。 あくまで推察だけどね・
で、最後に言いたいのはデルには関係ない話だがマイクロソフトはユーザーをモルモットにせず、完璧にし上げてから市場にローンチしろ!と言うことだ。これ、高いお金払って買った客怒るぞ。