徒然USO800

時事ネタ漫画や同人活動報告やら雑多な漫画日誌です。

「COMBAT TANKS COLLECTION」 

2012-06-04 21:54:13 | うちの書棚



 ディアゴスティ~ニ ♪ 創刊号を思わず買ってしまった。大好きなティーガーだし890円だし。(笑)それにしてもディアゴスティーニ社は次から次とよくもまあ、出してくるもんだ。どれもこれもマニア心を上手くくすぐる。まさに「浜の真砂は尽きるとも世に商売のネタは尽きまじ」だ。本を出版する出版社ではなく物品販売の会社だな。本はオマケ。でも創刊号を読む限りその内容はけっこう濃い。うるさいマニアも満足するのではなかろうか。単に際物に終わらせてないのはさすがか。
 でも第二号から1990円は高いなぁ・・ ちょっと全号買うのは逡巡する。 独逸戦車の号だけ買おうか。(笑) 7月15日までに定期購読を申し込むと1/72スケール ドイツ18t重ハーフトラック「FAMO」と戦車運搬車がもらえる! さらに17号~55号を買うと1/72スケール魔法少女フィギュアセット6体プレゼントだそうだ。
 gooブログ版「COMBAT TANKS COLLECTION」は得点としてオマケマンガ「見滝原の虎」がついてきます。(笑)

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小説「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」8巻の妄想シーン

2010-12-23 18:09:09 | うちの書棚
 小説第7巻のラストシーンから妄想した第8巻(あるのか? たぶんあるだろう)の中の一場面。まだ読んでない人はネタバレ注意。

 多分こういう二人のやり取りがなされるのは想像に難くない。(笑) 4コマ対話形式で二人に演技させてみました。マンガはキャラの演技が命。それによりその場面の臨場感が伝わるかどうかになります。私の演出はいかかでしたでしょうか? セリフと表情から「桐乃は悪態をつきながらも二人の関係を認めようとしている様子が覗え、一方黒猫は桐乃が将来義妹になるかもしれないという可能性に困惑するのであった。」と原作者に成り代って言っておこう。(笑)  それにしてもこの二人、模写するの難しいな。全然似てない。

 この作品は以前にも書いたがオタクの世界が妙にリアル、かつ精緻に描写されているのでその世界に片足つっこんでいるわしとしてもとても面白く読める。コミックの方も買っちゃいました。(笑)


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「老後に本当はいくら必要か」

2010-05-05 00:18:15 | うちの書棚
祥伝社新書 著者 津田倫男

 よくマスコミを通じて老後に不自由なく生活するにはウン千万円いるとか喧伝されている。でもそれは本当なのか? この本はそんな掛け声に騙されるな!と説いている。それはあながち嘘ではない。いろいろ細かくその理由を本書では書いている。

 では老後資金の最低必要額はいくらになるのか? という問いにはある程度示してはいるものの正直あまり詳しく答えてはいない。夫婦二人の生活に現在はこんだけいるからこれこれこんだけお金を貯めなさいと詳細な解説を期待するとがっかりする。

 むしろこの本は手練手管で金を騙し取りに来る金融界の実体をいろんな側面から書き、そういう詐欺にあわないよう自衛しなさいと説いている。多分これがこの本の趣旨。それ以外の老後の生活をどう楽しむかという精神論的な部分は付けたしくらいに思った方が良い。

 一昨年のリーマンショックを見てもわかるように金融商品の世界は「ゼロサム」が原則である。すなわちそれは誰かの儲けは誰かの損の上に成り立っているということだ。錬金術は等価交換。何かを得ようとすれば何かを失うのだよ。エド!!(笑) では誰が儲けを得て誰が損をするのか。当然のことながら儲けを得るのは大金持ち。損をするのは貧乏人・素人である。これは揺るぎようの無い原則である。金融商品の仕組みはそうなっているんだということを知っておくだけでも騙されることはなくなると本書は説く。

 とても良く世の中の仕組み、金融商品の本質を喝破している。

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「ココロコネクト ヒトランダム」

2010-05-04 23:12:46 | うちの書棚
 いわゆるラノベですが他の皆さんと同じく表紙の絵に惹かれて購入。ラノベを買ったのは今回初めて。つーかどうみても「けいおん」のキャラですね。 衝動買いを誘うにはなかなか良い方法だ。(笑) 自前でイラスト描こうかと思ったがよく考えたらそれではこの表紙の絵の雰囲気が伝わらん。

 で肝心の小説の中身はというとけっこう面白かった。もはや手垢のついた「入れ替わり」を題材にしてるのだが従来の入れ替わりが「男女一対一」というのがほとんどなのだがこれは「5人でアトランダムに時と場所を選ばず入れ替わる」ということでなかなか面白い着想で新鮮であった。話もたんなるドタバタではなく登場人物が抱える悩み(本人にとっては一大事なことでも他人から見れば実はそんな大したものではないことが多々ある)をこの入れ替わりを通じて登場人物たちに語らせる。この一連の騒動を通じて彼らは一つ成長の階段を登っていくわけだがあおれを軽妙な筆致で面白く読ませてくれる青春小説だ。

 ただ一つ不満なのはこれを仕掛けた人物?というか存在の意図が説明不足のままということ。いやそりゃ登場人物たちの人間的成長を即す為だと言われればその通りだがなぜそんなことをしたのか?という必然性がちょっと感じられない。 そこのところがもちょっと説明されていたらさらに良かったと思う。

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ヤングエース Vol.6

2009-12-08 00:10:40 | うちの書棚
 綾波レイの超絶フィギュアにつられて購入。さすがは海洋堂製である。オマケと言えど出来は素晴しい。早く長浜の海洋堂ミュージアムに行かねば。

 しかしなんだね、このての雑誌に掲載されているマンガのジャンルと言うかなんというか。ほとんどが「魔界の魔王もの」、「超能力者同士の闘いもの」、「ファンタジーもの」、「妖怪もの」、「SF」といった類だ。4コママンガは1、2本くらい。大半がラノベが原作のようでもあるが。

 元々そういう編集方針の雑誌なんだろうけどどれもこれもどこかで見たシュチュエーション・・  デジャブを見てるような気になる。よくネタが尽きないものだと思うがこうテーマが被ってくるとよほど独創性のある話しでないと目立たないな。その物語も一見壮大な設定と派手な戦闘シーンに目を奪われがちだが底が浅い感じがする。

 こういうジャンルって世界観はわりと自由に設定できるがそれゆえ物語性をじっくり造りこむのは逆に難しいのかもしれない。手塚治虫の火の鳥やブラックジャックのような重厚な人間ドラマはあまり感じられない。絵の方も描いてるのはプロなので当然上手いのだが、それでも「おお、この絵は!!」と思うものもあまり無い。・・・ うーむ、本当にこれでマンガ雑誌売れてるのか? 雑誌の厚さに比べて中身は薄い。オマケの切れ目が縁の切れ目になっちゃったりして。(笑)



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疾風ガール

2009-10-11 10:08:35 | うちの書棚
 「ガール・ミーツ・ガール」の前編。ガール・ミーツ・ガールの方を先に読んでしまってこっちを後から読んだ。本来逆なんだが仕方ない。

 続編だけでも独立した作品として読めたので順番が逆になっても特に違和感はなかった。登場人物やキャラ設定などの細かいところはこっちを読んでからのほうが当然わかりやすいけどね。
 音楽シーンや芸能界などの描写はけっこうおもしろい。後半で夏美が所属するバンド「ペルソナ パラノイア」のボーカリストの自殺などを挟んで少しミステリー風に進むのかな?と思ったがそうでもなかった。基本的にエンタテイメントなポジティブ青春小説。読むとなんか元気付けられた。これは続編にも続くこのシリーズのコンセプトか。
 夏美が以前属した女の子バンド「ピンクノイズ」のメンバーが「才能ある人間は周りの人間を潰す。その屍の上に才能ある人間の舞台がある。だから振り返って立ち止まることは許されない。」と夏美に告げるのは真実だと思う。


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ガール・ミーツ・ガール

2009-08-31 00:09:57 | うちの書棚
図書館に行ったとき新刊コーナーにあった本。カバーのイラストに目を引かれ何気に手にとってみた。何ページか読んでみたらなんか面白そうだったので借りた。うん、これ読み始めたら面白い!! 一気に読んだ。

 主人公、柏木夏美は、デビューを目前に控えたミュージシャン。フェイスプロモーション期待の新人だ。けれど、本格的なロックミュージシャンを志向する夏美と、事務所の思惑は微妙にずれている気配。直情径行で妥協を知らない夏美に、マネージャーの宮原祐司は振り回されっぱなし。そんな中、夏美にある人気女性ミュージシャンとのコラボレーションの話が舞い込んで…。痛快で爽やかな青春エンタテインメントの傑作が、響き渡る。

 以上、ブックデータベースより。

 確かにエンタテイメントである。音楽業界やら芸能プロダクションやらの裏話についてもディテールもよく書き込まれていて楽しめた。出てくる人物がまぁ、みんなポジティブな人間ばかり。ネガティブを代表するのは夏美のマネージャーの宮原君だけか。あんまし人間ネガティブに物事考えすぎるのもよくないな。(笑)

 話が宮原君と夏美の視点から交互に進むのも面白い演出だったし、けっこう考えさせられる台詞回しもあった。特にピアニストの井場氏が言うセリフ。「演奏する才能と聴衆の期待に応える才能はまったく別のものだ。」 うーん、期待に応える能力ってあらゆるプロに求められる才能なんだろうな。そう言われるとわしは自信ない。いや、そもそもプロじゃないし・・(笑)

 これ、前作が「疾風ガール」と言ってその続編と言うことなんだね。しかもケータイ小説なんだ。ケータイ 小説侮りがたし。こりゃ是非とも「疾風ガール」も読まなければ。上のイラストは小説の中の一場面をイメージして描きました。本当は楽器を持った場面を描くべきだけど手元に資料無かったもんで・・(^^;)


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あしあと

2009-06-28 17:24:34 | うちの書棚
リアルホラーサスペンス。
著者:草下シンヤ
出版社:幻冬舎

 ~高校2年の麻美と友人達は重要なコミュニケーションツールろして、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を活用している。ある日麻美のSNSの個人ページに「繭」という知らない名の足跡が相次いで残されていた。訝しく思う麻美に、今度は繭からメールが届く。戸惑いながらも返信しているうちに、麻美は繭とSNSのトモダチとなった。直後繭から一枚の画像が送られてくる。そこには頭部から夥しい量の血を流して倒れる女子生徒の姿が。薄気味悪さを覚えた麻美は、繭をSNS上のトモダチから外すことにしたのだが・・・・。~

 本日読了。現代の高校生にとってはもはやなくてはならなくなった存在のケータイ、SNS・・ 裏サイト。 しかしネットの世界は虚実綯い交ぜ。そこはリアルとバーチャルが境界線もなく混在している。そのネットが空恐ろしい怪物を生み出した。なかなかに今の高校生の生態を詳しく描いている作品だ。ただネット界に蠢く数多の都市伝説をうまく題材にしてはいるが恐ろしい本格的ホラーというほどではないか。ネットやパソコンについてある程度の知識がある人には張ってある伏線なども気づきやすい。事実このわしでさえも途中で伏線に気がついた。

 むしろネットに対する人間の心理をうまく描いている心理サスペンスと言う感じかな。モニターの向こうにいるのは間違いなく自分自身と同じ人間なのである。しかし大円団を迎えてほっとしたのもつかの間、最後の一ページで嫌な・・・  ブチ! 

・・・ ツー ツー ツー ・・・・・


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