リアルホラーサスペンス。
著者:草下シンヤ
出版社:幻冬舎
~高校2年の麻美と友人達は重要なコミュニケーションツールろして、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を活用している。ある日麻美のSNSの個人ページに「繭」という知らない名の足跡が相次いで残されていた。訝しく思う麻美に、今度は繭からメールが届く。戸惑いながらも返信しているうちに、麻美は繭とSNSのトモダチとなった。直後繭から一枚の画像が送られてくる。そこには頭部から夥しい量の血を流して倒れる女子生徒の姿が。薄気味悪さを覚えた麻美は、繭をSNS上のトモダチから外すことにしたのだが・・・・。~
本日読了。現代の高校生にとってはもはやなくてはならなくなった存在のケータイ、SNS・・ 裏サイト。 しかしネットの世界は虚実綯い交ぜ。そこはリアルとバーチャルが境界線もなく混在している。そのネットが空恐ろしい怪物を生み出した。なかなかに今の高校生の生態を詳しく描いている作品だ。ただネット界に蠢く数多の都市伝説をうまく題材にしてはいるが恐ろしい本格的ホラーというほどではないか。ネットやパソコンについてある程度の知識がある人には張ってある伏線なども気づきやすい。事実このわしでさえも途中で伏線に気がついた。
むしろネットに対する人間の心理をうまく描いている心理サスペンスと言う感じかな。モニターの向こうにいるのは間違いなく自分自身と同じ人間なのである。しかし大円団を迎えてほっとしたのもつかの間、最後の一ページで嫌な・・・ ブチ!
・・・ ツー ツー ツー ・・・・・
著者:草下シンヤ
出版社:幻冬舎
~高校2年の麻美と友人達は重要なコミュニケーションツールろして、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を活用している。ある日麻美のSNSの個人ページに「繭」という知らない名の足跡が相次いで残されていた。訝しく思う麻美に、今度は繭からメールが届く。戸惑いながらも返信しているうちに、麻美は繭とSNSのトモダチとなった。直後繭から一枚の画像が送られてくる。そこには頭部から夥しい量の血を流して倒れる女子生徒の姿が。薄気味悪さを覚えた麻美は、繭をSNS上のトモダチから外すことにしたのだが・・・・。~
本日読了。現代の高校生にとってはもはやなくてはならなくなった存在のケータイ、SNS・・ 裏サイト。 しかしネットの世界は虚実綯い交ぜ。そこはリアルとバーチャルが境界線もなく混在している。そのネットが空恐ろしい怪物を生み出した。なかなかに今の高校生の生態を詳しく描いている作品だ。ただネット界に蠢く数多の都市伝説をうまく題材にしてはいるが恐ろしい本格的ホラーというほどではないか。ネットやパソコンについてある程度の知識がある人には張ってある伏線なども気づきやすい。事実このわしでさえも途中で伏線に気がついた。
むしろネットに対する人間の心理をうまく描いている心理サスペンスと言う感じかな。モニターの向こうにいるのは間違いなく自分自身と同じ人間なのである。しかし大円団を迎えてほっとしたのもつかの間、最後の一ページで嫌な・・・ ブチ!
・・・ ツー ツー ツー ・・・・・