とある企業から、今年の寅年年賀状デザインの受注数報告が来ました。3点提出して採用されたのは2点。
ごく普通の寅のイラスト一点は80枚の印刷受注。
ある特定層の需要に特化したイラスト一点は1,640枚の印刷受注があったとのこと。
全体では92点のイラストの中でそういう特定層向けはワシのも含めてわずか8点。総勢30名のイラストレーター、デザイナーが参加する中でこの数字をどう観るか・・
全体の受注枚数が分からないので自分のイラストの受注枚数1,720枚がランキングで何位なのかは分かりませんし、この結果からこの企業が私のイラストを商業的価値があると評価してるのかどうかは分かりません。
ただここから推測出来ることは、この企業が抱えてる顧客層をピンポイントで狙えるイラスト・デザインは競争力があるということですね。
普通のイラストだとたくさんあるイラストに埋没してしまうし、「他の絵とは違うよ」、「これを使いたい!」と思わせる「差別化」というのは極めて大事だと学びました。今更ながら・・(苦笑)