日曜日は泉州サバイバルコンテストのお陰で賑わっている2mでの交信をまたまた行おうと
伊豆の国市にある玄岳へ向かった。
この登山道、一番の急斜面は『玄岳ハイクコース入口』バス停から玄岳登山道入口までの住宅街の坂道だ!
舗装路が途切れて最初は竹藪の中を歩き、暫くすると涸沢沿いの登山道となる。
無線を目的に登山を始めた頃は、この道をスニーカーで歩いてかなり苦しんで登った。
今では気楽な道として登れるので登山力も上がっているのだろう。
しかし、この登山道も短い距離ではあるけど笹で覆われてしまっている所もあって少しずつ荒れているきがした。
さて玄岳山頂へ到着。笹のお陰で山頂からは360°の展望とはいかないが、
西は静岡方面が広がり、東は湘南、千葉方面、北には箱根方面、そして南には天城山が見える。
360°の展望だ。
【西側の展望、裾野市、三島市、沼津市が見え静岡方向が広がる】
午後3時近くになって撮影した北(箱根)方向の写真。電波塔群が見えているのは滝知山だ。
左端で雲がかかっているのが箱根駒ケ岳。
本日のアンテナは先週と同じく、2m5段コーリニアだ。山頂は一日中強風(10m前後)が吹き荒れてアンテナもしなったまま。一瞬、風が止むとSが上がってきたり・・した。
【強風にあおられるコリニアアンテナ】
本日の移動運用セットは、写真の一番下から、
10AHリチウム電池、2m5段コリニア(白)、同軸ケーブルは3D-FB(黒)、青い袋:タブレットPC&キーボード、ピンクストライプの袋にはFT817セット、チャックの空いているのがアンテナ・同軸を入れる袋。
そして10mポールだ。
使用リグ: FT817、5W
アンテナ: 10mグラスポールに5段コリニアアンテナ
移動地: 伊豆の国市、玄岳山頂(670m)
・2週連続での2mの運用だったけど、先週の小仏城山に引き続き多くの方に呼んで頂いた。
・強風(10m程度)下でコリニアは激しくしなった割にはQSBが小さかった。やはり段数が少ないせいか?
(430MHzのコリニア10段以上ではまともにQSO出来ないレベルの強風だった。もっと段数を増やすか??)
・ロケは非常に良かったけれど、良い意味でも悪い意味でも予想通りの飛びだった。
交信頂いた皆さん!ありがとうございます。
海抜800mの山頂から5Wでどこまで飛びましたか?3エリアもできましたか?
北は丹沢あるのであまり期待できないかも知れないですね。
実はかつて巣雲山山頂で6&Dの時6mでQRP局に呼ばれたことがあります。
標高2900mの木曽駒ケ岳でしたノイズスレスレのギリギリの信号でした。
今回3エリア局は聞こえていましたが呼んでも取って貰えなかったですよ。(相手は50Wでしょうし、それで51だったしね)
5Wでは悲しいくらい飛びませんよ!!
今回は浜松まででした。
最近はほとんどが50W局でQRPだと一方通行になってしまうことも多いかもしれませんね。
担ぎ上げで大きなアンテナは難しいけど、小さなビームアンテナでも一方向だけなら飛びそうです。但しぐるぐる回すのはコンテストには不向きだとわかってますが。それにしても、最近高い場所で運用していないのでうらやましいです。
ま、私はコリニア無線局なので・・
確かに5エレで持っていけばよかったのですが・・
5Wで戦えるのは関東平野を見下ろせる山上での全市全郡または関東系のコンテストです。
飛距離は必要ないのでハイパワーと互角です。
ここ↓のX50部門に登場してます。
http://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/all_cg/2012/winner.html
BMJ局は500W、ASJ局は50W、私は5Wです。この時、6局6マルチが原点でした。
県マルチ戦では最低でも25W必要ですね。
局数ではASJ越えてます。運用地やアンテナ等違うので直接比較はできないけど、パワーの10dB差でASJ の方がより遠くと交信できた結果マルチが多いと推測できます。
あと3dBか6dBパワーが大きければマルチが増えて面白いスコアだったと思います。
ま、QRPでハイパワー局と互角以上に戦うから面白いのです。
この時「Pですか??」と何度も聞かれました。標高1000超え地点からでした。
この時は山岳移動で初めて4大への参加でしたので、次があればもう少し違った結果と思っています。
しかし天候等の影響で実現していません。
(10月10日でなくなったACAGは雨模様ばかりです。)