今回の記事は、移動運用というよりも登山記録になるかもしれない。
この日は、珍しく朝一番の6:55の宮ヶ瀬行きのバスに乗った。始発なので空いてるかと思ったが、10人ほどが乗り込んで出発。途中からパートと思える人たちの集団も乗り込んできて、ほぼ満席となった。
ザックを持った集団は、途中の「仏果山登山口」バス停で降りるのかと思いきや、ほとんどが三叉路バス停で降りた。みんなここから、丹沢山を目指すんだ!!!と、あきれてしまった。
どうせ、こっちは、本間の頭が目的地。それ以上先に行ったら、無線なんてやってられない。というわけで、そんな丹沢行きの集団の最後方からゆっくり登山道を登りはじめた。
7~8分たって・・登山口に9エレループを忘れてきたことに気づく。慌てて、取りに駆け下りた。また、最初から出直して8:00に出発。予定通りならば、11時過ぎには、本間の頭に到着だ。
気を取り直して、出発した。(これが今日一日のことを暗示していたのか?!)
<丹沢山登山道入り口>
ここの登山道は、ほとんどが自然林なので、冬枯れの登山道は、本当に明るく気持ちが良い。辺室山と同じようにモミの木の巨木があちこちに見られた。
杉が植林された登山道は、暗くて単調で最悪だ。
ここと、焼山登山道は、明るくて自然林が多くて気持ちが良い。
高畑山の直下に到着。ここで、一度行ったことのある山頂の道をパスして、前回は崩落で通れなかった巻道を歩く。
崩落場所には木の橋が設置してあり、気軽に歩けた。その先に高畑山から下る道と合流する。その杉林の中を抜けてまっすぐに進んでいった。
落ち葉が深く、斜面の狭い道を歩いて行った。道は、どんどん狭くなり、「厳しい道だ」との先人たちのブログを思い出した。でも、鎖場がまだないなあ。
すると、青宇治橋、高畑山の分岐の道標が出てきた。「おや?どうして丹沢山への道が書いてないんだろう??」青宇治橋方向は、下りで林道方向では?仕方なく鉄塔へ向かって歩いてみた。
だが、道がない。仕方なく、ふみ跡のある尾根筋へ向かってあるいた。3分もしないうちに、登れないほどの急坂に変わり動けなくなった。完全に道に迷ったみたいだ。
仕方なく、青宇治橋と書いてある方向へ降りて行った。しかし、この道も狭くて急なうえに、眼下には落ちたら決して登ってこられない斜面が続く。
おかしい、ひたすら下っている!!道に迷ったらしい。
あきらめて、高畑山に戻ることにした。すでに時間は、10時半。本来ならば本間の頭の急坂にかかっているはずだった。
今来た道をとぼとぼと、狭い登山道に気をつけながら戻って行った。高畑山山頂と巻道の分岐の少し手前で、道標を見て驚いた。
(まっすぐ)青宇治橋、(右)丹沢山。ここで間違えていたのか!!!!まっすぐ、進んだせいだった。
一応、右の丹沢山方面に歩いてみた。広い整備された登山道が続いていた。崩落場所が何ヶ所もあって、木橋がかかっていた。
道はせまくなりロープのかかった岩を下ったり、崩落場所の古い木橋を渡ったりしながら、どうにか金冷やしへたどり着いた。
これまで経験した中では、一番スリリングな登山道だ。ここで、滑落が起きていないのは、単に通る人が少ないからだろう。落ちない自信は全くない。怖いの一言につきる。
金冷やしから、宮ヶ瀬湖や高取、仏果山、そして東京、埼玉が遠望できた。
ここで、本間の頭をあきらめて、近くの尾根筋に上がった。
運用バンド:430MHz 14段コーリニアアンテナ
交信局数:20局
移動地:神奈川県愛甲郡清川村 800㍍尾根
使わずに無駄に持っていった装備:なし
交信頂いたみなさん、ありがとう。
また、交信に至らなかったけど呼んで頂いた皆さん、ありがとう。
追記:
①行きにループアンテナを忘れて往復した。
②高畑山を過ぎてから道を間違えて1時間半も遅れた
③帰りにループアンテナをどこかで落とした
今回は、不運な移動運用だった。今回の足取り。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます