日々☆そうそう

SAYの思いつき日記です。北海道美瑛への移住生活になりました

海での出会い<ダイバー>編/トゥバタハリーフクルーズ旅行記

2008年07月13日 | ダイビング-トゥバタハリーフ
今回のトゥバタハリーフクルーズツアーは、通称「和尚」(マリンダイビング誌をお読みの方はわかるかと)氏の呼びかけによる総勢12名でのダイビングです。
ダイビング中は、ガイドのサポートの関係もあり6名づつのグループで潜りましたが、途中メンバーの交代もありましたし、1ダイブは記念ダイブで全員一緒に潜っています。
さて、今までは旅行記や見ることができた魚について書いてきましたが、ここでダイバーの写った写真をみながら海を思いだしていきしょう。

個人的にはENTRYして最初に、みんなが水底で準備している風景が好きだったりします。
おのおののスタイルで水底まで潜り、水中で改めて器材などの状態を確認した後、ガイドの呼びかけによって移動を開始します。

人によっては、さっさと潜って待っていたり、ゆったりと景色を眺めながら降りて行ったり。思い思いの時間ですよね。

ダイビングのシーンによっては、潜っているというより、浮いているという感じのときもあります。
ふわっと眺めるという感覚ですが、これも自分だけでなく、他のダイバーの風景をみることでも癒されます。

小さめな魚をカメラで狙うときはいろいろ大変で、近づいて逃げてしまうのをぎりぎりのところまで見極めながら撮るというシーンと、逆に威嚇してくるのを逃げながら撮るシーンがあります。
トウアカクマノミも、後者の威嚇する方で、カメラのレンズに突進してきたり、マスクにだったりと、なかなか撮らせてくれません。

群れで泳ぐ魚の場合は、ともかく散らさないことと、逃げていかないようにそっと近づくことが大切です。
でも遠くからだと小さくてわからないし、ギンガメの渦のような大軍になると、ある程度近づいてワイコンで狙って、全体感をだしたいですよね。

バラクーダの大軍も、基本はおっかけませんが、誰にも迷惑をかけないなーってときは、ガイドも「どうぞ、行って!」というときがあります。
バラクーダの大軍の圧巻ですが、それをバックにカメラで狙うダイバーと一緒なのも、ワイド感が感じられて楽しい写真になったりします。
※今回のツアーメンバーでフォトコンテストを行ったのですが、この写真で見事1位をいただきました。
 はにいさんも、ありがとうございます。^^

さて、写真に写っているのは、先にも紹介した「和尚」。
トゥバタハリーフでも、この姿で1ダイブだけ潜りました。(MD8月号でも写真が載っていましたね)
実は私も1ダイブだけ、上だけ借りて潜ってみたりしてます。

フィリピンでは環境保護のためグローブ禁止が多いのですが、トゥバタハリーフではどこも着底禁止です。
当然、何かに摑まったり、触れることもNGです。
そうなると中性浮力を駆使して底に着かないように潜るのですが、撮影となるとぶれたり一点に留まって撮ることが難しくて大変です。
時々、一生懸命カメラで狙っているうちに、逆さまになって泳いでいることもままあったりします。
きっちり撮れていたら、こんな姿なんか関係ないですよね。
 
魚をねらう姿を、逆の方向から、シルエットにして撮るのも面白いものです。
 
さらに、景色の中のワンポイントとして、ダイバーが写っているのも海の中のワンシーンとして面白いですよね。

さて、記念ダイブの写真は楽しいものです。
和尚がこのダイブでは赤フンでトライですし、他の方のコスプレで潜ってます。
楽しいのはよいのですが、ウェットスーツを着ていないので、浮力が違うのにウェイトはそのままなので重くて大変だった人も何人かいたようで、注意が必要ですね。

海の中ではありませんが、偽はにい和尚とみんなでの潜る前のワンショット。
いやあ、写真を見ながら思い出してみるのも楽しいものですね!

海での出会い<カメまみれ>編/トゥバタハリーフクルーズ旅行記

2008年07月11日 | ダイビング-トゥバタハリーフ
トゥバタハリーフのサンゴ礁では、カメにも多く遭遇することができます。
ここでは、ほとんど「タイマイ」という種類に出会いました。

だいたいの場合、人と出会うことがないせいか、気がつくとのそのそと動いて逃げていきますが、たまにずっとそのままで、サンゴをがりがりと一生懸命食べています。

ちょっときつめの顔をしたタイマイですが、やはりかわいいやつです。



海での出会い<バラクーダ>編/トゥバタハリーフクルーズ旅行記

2008年07月09日 | ダイビング-トゥバタハリーフ
トゥバタハリーフではギンガメアジの遭遇率が高かったのですが、私の大好きなバラクーダの群れにも数回遭遇することができました。

以前、フィリピン・ボホールではバラクーダを見るための続けて3回潜っても会えず、その後やっと同じポイントで見たときには思わず狂喜で叫んだ記憶があります。
さて、今回一番すごかったのが、EXIT寸前の大群です。

その前にも、バラクーダの群れはみていたのですが、さてEXITというときに、突然ガイドが大海原の方に向かって泳いだかと思うと、皆にGO!の合図。
よーく見ると、水深5mから深いところは20m以上の縦幅をもったバラクーダの大群です。もう、こうなったらカメラをもった数名が、残圧続く限りがんばって泳ぎまくって撮りまくりました。

悠々と泳ぐバラクーダの群れをみると、ギンガメアジとは違った魚の集結力に感動ですね。
ところで、数十匹での群れで泳ぐ大き目のバラクーダも、かなりの確率で遭遇できていますので、こちらも撮影を楽しませてくれました。

海での出会い<ギンガメ>編/トゥバタハリーフクルーズ旅行記

2008年07月09日 | ダイビング-トゥバタハリーフ
保護された海域では、魚影が濃く、運がよければジンベイザメも遭遇する可能性があるという話でしたが、このクルーズでは残念なことになし!
かわりに、今回すごかったのがギンガメアジの大群との遭遇回数です。

数本目にギンガメアジの壁で「おお!」と感動しながら、魚をびっくりさせてはいけないと、そろそろ後ろにさがって後ろをみたら、そこにも壁がある。

あれって思って、また避けようと横に移動すると壁がそっちにと、まわり中がギンガメアジだらけになってしまいました。
さすがに、こうなると突っ込むしかないな、と思うとささっといなくなる。憎いやつです。

別のダイビング中は、水深10mにも満たない、サンゴの上を何千匹ものギンガメアジがいったりきたりもします。

思わず、上からの写真を撮ろうと軽く浮上したら、ぷかっと水面に頭を出してしまうという失敗もありましたが、本当に浅瀬をずーっと流れてくるようで、やめときゃよかったのに思わず隣りのダイバーに、「ギン(ガメ)ザ通り」と思い浮かんだ言葉をスレッドに書いてしまいました・・。

真横を通過したり、真下を通ったりと、まったくもって贅沢なお話しなのですがねえ。

海での出会い<サンゴ>編/トゥバタハリーフクルーズ旅行記

2008年07月08日 | ダイビング-トゥバタハリーフ
トゥバタハリーフ岩礁は、パラワン島の州都プエルトプリンセサの182km南、スールー海の中央にあり、海底1000mから南北2つの環礁が隆起しています。

海の世界遺産として守られているのは魚だけでなく、300種のサンゴも見事に守られています。
フィリピンではいろいろなサンゴをみてきましたが、トゥバタハリーフの色濃い各種のサンゴは素晴らしいとしかいいようがありません。

枝サンゴが繁殖しているところでは、ところどころなぎ倒されたようにみえるのは台風などの影響か、はたまた保護される前の被害の後なのか。伐採された山の一部のようで、驚きを隠しきれない風景です。

光さえあれば、きらめきさえ見せる姿は、やはり世界遺産として守りたいと考えてしまいます。


ダイビングとパラオスポート号編/トゥバタハリーフクルーズ旅行記

2008年07月06日 | ダイビング-トゥバタハリーフ
<パラオスポート号について>
最初にダイビングクルーズと聞いて、どんな船で生活するのかがわからず、ちょっと不安でした。
ツアーを聞いているうちにパラオスポート号という名前がわかったのですが、インターネットで写真を見ているうちに「みたことがある!」とちょっとだけ知っていることが判明。
それも2月に行ったパラオで、「あの船ってなんだろう?」と思っていた船そのものでした。
さて、船内の設備についてです。

1F後方のダイビングデッキでは、整列されたボックスの上にタンクが準備してあり、BCDやレギュレータはタンクに取り付けた状態にしておけます。
その他の3点セットなどは、箱の上部が開いて物入れになっているので常時入れておくことができますので、簡単に器材を整理しておくことができます。
カメラ類をおくスペースも用意されていますが、ダイビングが終わると安全のため各自の部屋に持ち帰って保管します。
ウエットスーツも、常時ダイビングデッキで干しておくことができますので、毎日の器材片付けは簡単で困ることはありません。

ツアーでは、重器材の無料レンタルがサービスされていたのですが、やはり自分の器材で潜った方がストレスも少ないので、持っていくことにしました。ですから、器材を持ってくるためのキャリアやバック類もあるのですが、ダイビングデッキでは保管できないので、自分の部屋に持っていかなければなりません。
部屋があまり広くないので、これがちょっと邪魔でした。

自分の部屋にもシャワーがついていますが、ダイビング後すぐに船の後部にある共有のシャワーを使うので、石鹸を使う時以外はこちらですませることができます。

ダイビング以外の時間は、ダイニングルーム&サロンにいるか、サンデッキでのんびり過ごせます。
部屋は2段ベッドで狭く体がつらかったのですが、トゥバタハクルーズではマッサージ師が乗船していて1時間500ペソでマッサージができるので、固まった体をほぐすためにクルーズ中に3回もお世話になりました。これは非常に助かります!
ダイビングではとても重要(だと思っている)な水分補給も、ダイニングだけでなくボートデッキにも、お水や飲み物が無料でおいてあるので問題ありません。
ダイビング中心に考えて作られた船なので、それにかかわることではあまり困ることはなく、気持ちよいダイビングができました。

<お部屋>

この旅行での一番の難点だったのが、先にも話したように「ベッド」のいごごちの悪さでしょう。
普通の人だったら、十分我慢というか満足できるかもしれませんが、年齢を経たせいか、ベッドの硬さや狭さがつらくてたまりません。
寝返りをうつと、手が壁や塀に当たりますし、高さが低いので、頭を上げるだけで天井にガツンとぶつけてしまいます。もちろんマットは硬いので毛布を下に引いたりしてみたのですが無理で、2日目に背中がつってしまって大変でした。

マッサージがあったおかげで、これはなんとかすることができたので、よかったのですが。
部屋ごとに、シャワーとトイレがついているのですが水が少なく、トイレがなかなか流れません。シャワーもお湯がでるらしいのですが、調整することができず(部屋ごとに違ったらしい)、水でシャンプーすることがざらでした。

これは、あきらめるしかないのかもしれませんが、かなりつらかったのは事実です。

<ダイビングのスケジュール>
ツアー1本目のダイビングは、2日目にプエルトプリンセサで乗船し、ランチをいただいてから。まずは、チェックダイブとなります。

ダイビング後、ディナーが済んでからの夜間にトゥバタハリーフに向けて出港し、10時間後の早朝に到着となります。

3日目から6日目の行動スケジュールは、以下のようになります。
06:40 器材とウエットスーツも着込んでから、当日1本目のブリーフィング開始
    終わったらテンダーボードの乗り込み、45~60分程度のダイビング
08:30 ブレックファースト
09:30 当日2本目のブリーフィング開始、そして同様にダイビング
11:30 ランチ
13:00 当日3本目のブリーフィング開始、そして同様にダイビング
15:00 デザートタイム♪
16:00 当日4本目のブリーフィング開始、そして同様にダイビング
    ダイビング終了後、器材を軽く片づけ
18:30 ディナー
時間に多少の前後はありますが、水面休息の時間はお分かりの通り、食べているか片付けをしているかで、あっという間に一日が過ぎてしまいます。

1日に4本も潜ったら、疲れるだけでなくNDLも気になるところです。
ここではルールとして、ダイビング終了毎に残圧と最大深度とダイブ時間を一覧表に記録することになっていて、スタッフが毎回状態を確認して次の深度などを決めるので安心です。
おかげで、Decoを出すことなく安全なダイビングができました。

7日目は、2本の午前中で終わり。翌日のフライトを考えて、浅めでのんびりダイブです。
8日目の飛行機出発まではほぼ一日の水面休息時間をとっていますので、19本潜って溜まった窒素も、かなり抜けるはずです。


<ダイビングスタイル>
ダイビングは、船からテンダーボードと呼ばれる10数名程度が乗れるモーター付きの小船に乗り移って、近場のポイントを潜ります。

船は1日動かさず、その近くを潜って、夜に移動して、また近くをいう形をとります。
ダイビング前に重器材とカメラを準備しておくと、ブリーフィングを行っている間にスタッフがテンダーボードに移動してくれます。
後は3点セットを持って、テンダーボードに乗りこみます。
ボートデッキと同位置の高さにテンダーボードが接岸しているので、移動はさほど無理ではありません。
5~10分程度でポイントにつくと、全員器材を背負い、ボードのヘリにおしりをのせ、一斉にバックロールでENTRYして、水底で集合します。
ダイビング中は、前にガイドがつき、後方にアシスタントがロープにつながった浮き(バレー用のボールサイズ)を持って10数mの深度でついてきます。
PADIでCカードを取得した方だったら、マニュアルでみたかと思いますが、ドリフトダイブなのでテンダーボードが見失わないようにとの配慮のようです。メンバーがちょっと持たせてもらったところ、抵抗力でかなりの重さになっていて大変だったそうで、ぶん流れているときは手放したくなるくらいつらいんだそうです。
このスタイルは、パラオでもトウバタハリーフでも、パラオスポートだけがやっているそうです。
深場に行くこともありますが、30分程度を超えると10数mにゆっくり浮上し、安全停止を行ってからEXITします。

水面に浮上すると、テンダーボードがよってくるので、固まってボートの片側にあるロープにつかまりながら、カメラ、ウェイト、BCD、フィンを手渡し、身軽になってからボートにかけられたハシゴをのぼります。
フィリピンではウェイトやBCDをスタッフが引き上げてくれるスタイルが主ですが、とても楽チンで好きです。


<食事>
船でずっと生活すると聞いたときには、「夜中におなかがすいたり、のどが渇いたり」という不安があったのですが、旅行会社に聞いてみたら「ビールかジュース代だけあれば、後はお菓子もいらないくらいです」との答えがありました。
実際に、ダイニングには常時に飲み物としてお水とコーヒー、お湯とティーパックが用意されています。
ビールと缶ジュースは50ペソと有料ですが、これも安心。ウォッカもビンで売ってくれて、氷はキッチンでもらえるのでこれも困りません。

朝昼晩と食事はすべてバイキング方式で、味はちょっと濃い目ですが、腕のよいコックのようで、どれを食べてもおいしくいただけます。
不安だったご飯(ライス)は、予想していたとおりフィリピンらしく途中であきてきたのですが、念のためフリカケを大目に持参していったので大丈夫です。まして、他に食べるものもたくさんありましたしね。
朝は食事前にダイビングとなりますが、ダイニングにおいてあるバナナでOK!
マンゴも常時おいてあるので、食べたいときにキッチンに頼めばカットしてくれます。タネの部分は出してくれないのでどうしているのかと思ったら、たまに食事でマンゴジュースのサービスがあったので、きっとそれを使ったのでしょう。
たっぷり食べて絶対太ったと思っていたのですが、帰ってきたらほんの少し体重が減っているし、きもーち(!)引き締まっていたのは、ダイビング効果だったかなと思っています。

旅行の思い出編/トゥバタハリーフクルーズ旅行記

2008年07月01日 | ダイビング-トゥバタハリーフ
<旅の前に>
6月1日に成田を出発する、8日間のフィリピン・トゥバタハリーフでのダイビングクルーズに参加しました。
あまり知らなかった「海の世界遺産」。
マリンダイビングでは和尚の名前で記事を書いている氏の声がけにより、大阪、名古屋発の方も含めて総勢12名でのツアーです。
トゥバタハリーフは、フィリピンのスルー海の真ん中にある岩礁で、1993年世界遺産に登録され手厚く保護されています。
漁はもちろん、ダイビングは3月から6月のうちの3ヶ月間しか許可されていません。
そのために、魚影が濃く、珊瑚も自然のままをみることができます。
近くに上陸する島はありませんので、プエルトプリンセサの港から10時間移動後ダイビングを楽しんでいる間は、ずっと船での生活となります。
今回のツアーは、8日間のうち乗換えの都合で1泊だけホテルで、残りの6泊が船上でした。

<成田から出発>

さて、成田空港のフィリピン航空はチェックインに時間がかかることは体感していたので、30分ほど早めに集合時間に到着したのですが、すでに長蛇の列。
今まで1時間はかかったことはなかったのですが、チェックインするまでに1時間半もかかってしまい、余裕で空港を散策するつもりが搭乗ぎりぎりになってしまいました。
しかも、荷物の重量チェックもきびしく、機内持ち込みの手荷物の重量もあわせてチェックされました。
(今回、悩んだ末にダイビング器材をもっていくことにしたので、フィリピン航空が行っているスポーツ用品20kgまで追加可能なマイル会員向けサービス「スポーツプラス」に年間8,000円に加入したおかげで、追加チャージはセーフでした。
重量オーバーになると、セブまでは1kgあたり2,100円かかりますので、絶対にサービスに入った方がお得です。)

<マニラにて>
トゥバタハリーフクルーズの乗船は、マニラ経由でパラワン島のプエルトプリンセサまで飛行機ですが、乗り継ぎ便が当日にはなく、マニラで一泊。
すぐにペソが必要になるので、たぶんレートが一番いマニラ空港の両替所で円から両替をします。
今回は1万円が約4,000ペソに。去年来た時のペソが余っていましたが、そのときのレートが確か3,200ペソくらいだったはずですから、なんか損した気分です。

ここで旅行会社の人に送迎いただいてホテルに移動したのですが、安宿だと高をくくっていた「トレダーズホテル」は、室内もきれいに清掃されていて、広さも十分。

夕方には到着して、宴会まで時間は十分あったのですが、市街へフラフラ歩くのは危険でやめてほしいということだったので、ホテル内のラウンジでご当地ビールの「サンミゲル」を堪能しました。

6/2は、6時半(時差で、日本とは1時間遅い)にホテルを出発。
マニラの国内線ターミナルで空港使用料200ペソを払ってチェックイン。

空港では余裕たっぷりだったので、ホテルで食べ損ねた朝食がわりにサンドイッチを購入。
9時出発で、10時半にはプエルトプリンセサに到着です。

<乗船そしてダイビング開始>

到着後、後方座席だったのでのんびりかまえていたら、後部のドアも開いたのであわててタラップを使って降りると、田舎の園舎のホームのように平屋建ての建物があるだけのターミナルの前で、ブラスバンドがお迎えしてくれました。

どうも、イベントがあってその方々のお祝いのためだったようですが、お迎えで楽しいことには変わりありませんね。
国内線にもかかわらず、パスポートの控えがあったのですが、ノートにボールペンで記入するのんびりさに、思わず笑みがこぼれます。

空港から港までは、車で15分程度。途中、フィリピンらしい町並みで雰囲気を感じながら、乗船する「パラオスポート号」の待つ港へ。

これから、チェックダイブの後に、1日4ダイブ、計19ダイブのダイビングクルーズが始まります。
ダイビングと船の話は、別の日記としますが、”潜って食べて”の生活でした。

食べ放題になっているマンゴーは、毎食1個いただいて満足です。
ただ、みなさん食べ過ぎたのか、最終日には80kgあったマンゴーがなくなってしまいました。活力のもととなるバナナも同様だったのは残念です。

<ダイビングを終えて>
7日目、6/7は2ダイブを終えた後、器材を整理し、後はのんびりプエルトプリンセサ港に10時間かけて戻ります。

途中、トゥバタハリーフを管理する、レンジャー基地と呼ぶスタッフの暮らす海の上に立つ基地も見学しました。海の上にありますが、塩が引くと近場は砂場になるそうです。基地で暮らす2匹の犬は、そのときにはしゃぎまわるんでしょうね。

帰り道は、船上から(たぶん)バンドウイルカをみたり、なんとかハート型にみえる夕日に映える雲をみたりと、サンデッキでのんびり過ごしました。

プエルトプリンセサに到着したのは深夜遅く。
8日目、6/8の朝に下船し、プエルトプリンセサの空港へ。
のんびりモードの空港で空港使用料40ペソを払い、マニラへ。
マニラでは、国内線からいったん空港ビルをでて、同じ建物なので外から国際線に入りなおしです。
フィリピン航空以外は、ちょっと離れた空港に移動が必要なので、関西からタイ空港できた方とはここでお別れ。
ここで、ちょっと予想外だったのが、空港の混雑ぶり!
行きの成田空港で混んでいたことからある程度は予想していましたが、2時間半ある乗り継ぎ時間がぎりぎりという始末。

実は、プルトプリンセサ空港で希望する座席がとれなかったので、急ぎでチェックイン窓口に並んで、席を取り直すということもさくっとやっちゃいました。
国際線ターミナルで出国手続きと国際線の空港使用料750ペソを払って、搭乗口に行くのですが、何度も手荷物チェックがあって大変です。
今回はずっと船にいてお土産を買うことができなかったので、あわてて搭乗口そばにある小さなDFSでお菓子を買うのと、軽く売店で売っていたヌードルをいただくのが精一杯。

すぐに登場時間となったので飛行機に乗り込むと、搭乗者がまだ混雑で手続きが終わっていないとかで大幅に飛行機内で待つことに。だったら、あせあらず買い物もできたのにねーと思いつつ一路成田空港へ。
長かったようなクルーズ旅行も、これで終了です。
家に着いたら、器材を取り出して干したらもう終わり。翌日から仕事ですからね。
いやあ、お疲れ様でした~!