岩城升屋跡

文久3(1863)年7月、高麗橋筋の呉服屋・岩城升屋に不逞浪士が押し入る事件が起きた。新選組は、ちょうど将軍徳川家茂を警護するために大坂滞在中であり、山南敬助と土方歳三が駆けつけ、これを討ち取ったという。
この際の激闘で、山南敬助は左腕を負傷、愛刀「赤心沖光」も折れてしまった。この事件の功により、山南は松平容保から金8両を賜っている。

発見難易度 ★★★☆☆
大河ドラマでは、斉藤一が山南さんと土方さんの想い出について、「いつだったか、大坂船場(せんば)のナントカという呉服屋に…」と語っていましたが、これはこの岩城升屋事件のことを指しているのでしょうかね。
なお、この事件は「元治元(1864)年1月」とする説もあります。現在はビルとなっていますが、結構探しやすいんではないかと。
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