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ひろば 川崎高津公法研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

ドビュッシー没後100年ということで 

2018年08月05日 23時34分15秒 | 音楽

 先程までNHK教育テレビの「クラシック音楽館」を見ていました。うちでは、日曜日の21時となるとこの番組を見ていることが多いのです(「芸術劇場」には負けますが)。

 今年は、第一次世界大戦が終わってちょうど100年、ということはドビュッシー没後100年ということです。番組では、或る意味で定番と言える「牧神の午後への前奏曲」、交響詩「海」も取り上げられました。6月に行われたNHK交響楽団の定期演奏会の録画で、指揮はウラジミール・アシュケナージさんです。

 この2曲も良かったのですが、今回うれしかったのは弦楽四重奏曲でした(やはり6月に第一生命ホールで行われたコンサートの録画です)。大学院生時代に六本木WAVEで、ドビュッシーの弦楽四重奏曲とラヴェルの弦楽四重奏曲とのカップリングのCD(これも或る意味で定番です)を買ってから、一体何処で何度かというくらいの頻度で聴き返してきた曲です。

 ドビュッシーが弦楽四重奏曲を書いたのは1893年で、初期のものと言ってもよいのでしょうか。「牧神の午後への前奏曲」より先に完成した曲で、彼の作品の中で唯一、作品番号がつけられています(10番)。

 とくに、第3楽章は、ポップスなどに編曲されないのが不思議なほどの曲です(それだけ、視野が狭いということでしょうか)。全体の主調はト短調ですが、第3楽章は変ニ長調(中間部はおそらく嬰ハ短調)となっています。Andantino, doucement expressifという指示がつけられており、まさにその通りの音楽であるとともに、どこか郷愁的な、また哀愁的なものとなっています。一度お聴きになれば、おわかりになるでしょう。

 それにしても、変ニ長調とは不思議な、そして素晴らしい調です。私が生の最後の瞬間に聴きたいと思っているマーラーの交響曲第9番の最終楽章は変ニ長調ですし、ドヴォルザークの交響曲第9番の第2楽章も変ニ長調です。

 

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引退も近いか 東京都交通局5300形

2018年08月04日 05時16分00秒 | 写真

久しぶりに都営浅草線を利用しました。既に5500形という新車も登場していますが、それを見ることはできなかったので、今回は5300形です。中延駅(A03)で5302Fを撮影しました。

 5300形は、1991年から東京都交通局に在籍している車両で浅草線用のものです(都営地下鉄の場合、全線で軌間などが異なります)。2016年12月6日付で東京都交通局のサイトに掲載された「~浅草線リニューアル・プロジェクト 第1弾~ 平成30年春、都営浅草線に新型車両『5500形』を導入します」という記事によれば、GTO素子のVVVF制御でアルミ合金製車体、8両編成27本、最高運転速度は110km/hとのことです。京浜急行本線・羽田線、京成本線・押上線、北総鉄道などにも乗り入れています。

 この5300形が登場することにより、抵抗制御の5000形および5200形は置き換えられ、引退していきました。しかし、今年、SiC素子のVVVF制御でステンレス製車体、最高運転速度は120km/hの5500形が登場しており、今度は5300形が徐々に5500形に置き換えられることとなります。

 

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暑中お見舞い申し上げます

2018年08月01日 23時41分27秒 | 日記・エッセイ・コラム

 8月になりました。

 猛暑が続いております。来週の水曜日には筑波大学法科大学院での講義が入っておりますので、バテたりしないように気をつけなければなりません。

 元々、夏を好むのですが、私の小学生時代、中学生時代、高校生時代、学部生時代などを思い起こして「こんな猛暑が続いた夏なんてあったっけ?」と思っています。

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