ひろば 研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

いつまで走るか 東急8500系8622F その2

2021年06月24日 01時30分00秒 | 写真

 2021年3月3日8時付で「いつまで走るか 東急8500系8622F その1」を掲載しました。それから3か月以上が経過していますが、まだこの編成は運用されています。いつ廃車になるかわかりませんが、私が小学校1年生の時にデビューし、何かとよく乗った8500系の引退の日が近いのは確実なので、なるべく撮影しておこうという訳です。東京メトロ半蔵門線神保町駅と東急田園都市線高津駅で撮影しました。

 神保町駅5番線に各駅停車中央林間行きの8622Fが入線してきました。この電車に乗って帰宅する訳です。桜新町駅で急行の通過待ちをしましたが、三軒茶屋駅で急行に乗り換える訳にはいかないので、そのまま乗り続けました。高津駅には急行も準急も停まらないからです。

 さて、半蔵門線は1978年8月1日に開業しましたが、その時は渋谷駅から青山一丁目駅まででした。その後、1979年に永田町駅まで、1982年に半蔵門駅まで延伸しましたが、三越前駅まで延伸したのは1989年1月になってからのことで、その時に九段下駅、神保町駅および大手町駅も開業しました(もっとも、どの駅も既に他の地下鉄路線が通じていましたが)。

 神保町駅には、既に都営三田線、都営新宿線が開業しており(三田線のほうが先に開業しているにもかかわらず、新宿線のほうが乗り場番号が若いのです)、半蔵門線の乗り場は5番線(渋谷駅方面)、6番線(押上駅方面)となっています。どの程度なのかはわかりませんが、かなり深い所を走っています。

 渋谷駅での業務放送を聴くとわかりますが、東京メトロの各線では上り、下りという表現は用いられず、A線、B線と言われます。A線は路線の起点から終点へ向かい、B線は終点から起点へ向かいます(駅番号の付け方とは関係がありません)。駅の乗り場番号もA線、B線に準じており、例えば日比谷線六本木駅の1番線(中目黒駅方面)はA線、2番線(北千住駅方面)はB線のホームです。これは、日比谷線の起点が北千住駅、終点が中目黒駅であるためです。

 しかし、半蔵門線は例外で、他の路線とは逆に付けられています。例えば半蔵門駅の1番線(渋谷駅方面)はB線(渋谷駅方面)、2番線(押上方面)はA線のホームです。これは東急田園都市線に合わせた番号の付け方であるようです。

 高津駅1番線から、私が乗車した8622Fが次の溝の口駅に向けて出発しました。二子玉川駅から溝の口駅までは玉川電気鉄道が溝ノ口線として建設した部分であるためか、駅間距離が短いのが特徴であり、二子新地駅から高津駅までは田園都市線で最も短い駅間距離となっています。何せ、二子新地駅の所在地は高津区二子2丁目、高津駅は二子4丁目です。

 東急の場合は、乗り場番号がどの路線も下りホーム、上りホームの順番となっています(例外は世田谷線で、そもそも番号が振られていません)。高津駅および二子新地駅の場合は1番線が田園都市線下りホーム、2番線が大井町線下り(但し、ホームがない)、3番線が大井町線上り(但し、ホームがない)、4番線が田園都市線上りホームです。


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