静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

真砂@金山

2024年08月23日 07時04分15秒 | ラーメン(静岡県以外)

真砂@金山

 青春18切符での旅第三弾です。
今回は趣向を変えて名古屋に遠征してきました。
出発時間はほぼ同じ頃で、まずは静岡駅から浜松行の電車に乗り込みます。
静岡駅のホームにはおなじみの立ち食いそばのお店が営業中です。

 

 最近の値上げブームで、立ち食いそばもだんだん高値になってきましたね。
今回は時間通りに電車が来て、無事乗り込みました。
そのあとも順調で、まずは浜松で乗り換えます。
そして豊橋駅でも二回目の乗り換えをしました。

 この電車なんですが、豊橋を出るときにはそこそこ混んでいました。
ところが中年サラリーマン男性の二人連れがボックス席を倒して二人で向かい合わせに座っていました。
ゆったりしたい気持ちはわかりますが、普通に二人で隣り合わせになればいいのにと思います。
途中からは混んできて立っている方もいましたから、これはどうなのかな。

 とはいえ電車は無事金山の駅についてここで下車しました。
本日のラーメン店はここから歩いて向かうことになります。
今回はナビではなく地図をプリントアウトしておいたのでそれを見ながら歩きます。
というのも暑い盛りですから、日の当たるところではスマホの画面が見にくいんです。

 

 お店は中央本線の線路に沿って15分ほど歩くと無事見つかりました。
こちらが飛騨高山ラーメンのお店、「真砂」さんです。
ちょうどお二人のお客さんが出てきて私は入れ替わりに中に入りました。
ただ今の時間は午前11時15分ほどです。

 開店時間から間もないですがお店は満員で室内に席待ちのお客さんが5人いました。
私は5分ほど待って席が空き、無事座ることができました。
すると最初に出てきたのはお冷とお漬物の小皿でした。
こちらのお店では待っている間の楽しみとしてこの白菜のお新香が無料でサービスされるようです。

 

 何しろ暑い中を歩いてきたので私はのどがカラカラです。
この冷えたお冷がまた美味しいですね。
お新香もつまみながらラーメンを待ちました。
お店は家族経営のようでご主人に女性がお二人でした。

 さてお店のニューには中華そばにチャーシュー麺の二種類だけです。
後は大盛のオプションとライス、そして卵がありました。
私はおとなしく普通の「中華そば(700円)」にします。
10分ほどで前からラーメンが出てきました。

 

 具にはチャーシューが二枚に細長いメンマです。
そして特徴的なのはラーメンのスープです。
見ての通りで結構濃い色のスープですね。
これが飛騨高山独特のラーメンなんでしょう。

 

 少し悩みましたが前にあったコショーをかけていただきます。
一味もよさそうですが、コショーもいいと思いました。
そして麺にも特徴があります。
中太の麺でゆで時間が長いのかかなり柔らかでした。

 

 まあその分食べやすいとは思います。
しかしこの真っ黒なスープは醤油の味が強く、くせになりますね。
とはいえそれほど塩辛いということもなく、普通に飲めました。
脂っけはそれほど強くなく思ったよりもあっさりしています。

 

 お店ではコロナ対策の引継ぎがまだされていて、厨房とはビニールのカーテンで仕切られています。
そしてカウンター席にもアクリルの仕切りが置いてありました。
使用したティッシュは各自でゴミ箱に入れてくれるようにと張り紙がしてありました。
私は美味しく食べ終わってここでお会計です。

 

 こちらのお店は接客が素晴らしく、私が飲みほしたお冷もすぐに見つけてお代わりをくんでくれました。
こういうところが家族経営の良さなんだろうと思います。
お客さんも常連さんが多いようであれこれと会話が弾んでいます。
そして人気もあるようで最後まで席待ちの方が絶えませんでした。

 

 さて、私がお会計をといいますと。
「七百万円です」という声がかかりました。
これは懐かしいなあ。
昔というか昭和のころの商店街ではよくこういう場面がありました。

 

 私は一千万円札を出して三百万円のお釣りを受け取ります。
お腹に余裕があればご飯もつけたくなるラーメンでした。
美味しく食べ終わって来た道を金山駅に戻ります。
ごちそうさまでした。


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