「ん゜」という世界観

「ん゜」vol.14、無事終了いたしました。今後は細々とレコーディングっす。

ジュンスカのこと

2005年10月20日 | 「ん゜」関連のネタ
俺がギターを弾き始めた頃、日本はバンドブームの真っ只中でした。Xやブルーハーツやユニコーンなど一時代を築いたバンドや、カブキロックスやたまなどの一風変わったバンド。それにZIGGYTHE BOOMと言った、今でも最前線で活躍するバンドもいました。JUN SKY WALKER(S)も、そんな素晴らしい時代を代表するバンドの一つでした。

港中は何故かパンクブームでした。ラフィンノーズやCOBRAがお昼の校内放送で流れまくったこともあり、俺もそんな「1,2,3,4」で始まるようなパンクロックが大好きになりました。初めて加入したバンドも、某ドイツ軍の組織名をバンド名に冠したパンクバンド(汗)。ただ中指を突き立てながら世の中を批判するようなパンクソングも大好きでしたが、その反面、もっと等身大でわかりやすい音楽を求めるようにもなりました。そこで出会ったのがジュンスカです。初めて自分で呼びかけて作ったバンドも、ジュンスカのコピーバンドでした。ジュンスカは歌詞をオブラートで包むようなことはせず、自分たちの言葉をそのままに歌っていました。当時はそのスタイルを「ダサい」と言う人も結構いましたが、俺はそのリアルに言葉が突き刺さるジュンスカの歌詞に魅了されてしまいました。だから俺にとっては、色んな「例え」を使って表現する歌詞の方が逆に、「主張することにビビってるんだなぁ」なんて思えてしまいました。まぁ、確かにXが「♪僕らの青空が~」なんてさわやかな歌詞は歌えないんでしょうけど(汗)。たまにリザストの歌を「スッと自然に入ってくる歌だね」なんてお褒めをいただきますが、俺がジュンスカという偉大なバンドを聞いてきた影響がかなり大きいのではないかと思います。レスポールが好きなのも、ジュンスカの純太の影響ですね☆。

そんなジュンスカは1997年に解散してしまいました。でもメンバーそれぞれは、いまだに音楽活動をバリバリ続けています。ボーカルの宮田和弥は、元ユニコーンの西川氏と共にジェット機で活動中。ギターの森純太はSepaのプロデュース、Ai+BANDのギタリストを経て、BARBIE ATACK DOLL(S)という新バンドをスタートさせました。いち早くジュンスカを脱退したベースの寺岡呼人は、ゆずのプロデュースで大忙し。ドラムの小林雅之は、先月惜しまれつつ解散してしまったPOTSHOTに参加していました。そして呼人の加入前と脱退後にベースを弾いていた伊藤毅は、音楽ディレクターとして活躍しています。短期間でもいいから、再結成を見てみたいバンドですね。ベースをどちらが弾くことになるのかはわかりませんが(汗)。

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