いつかまた会える

ツエーゲン金沢の公式HP上で今日、12名の契約満了選手が発表されました。

背番号１　GK　田代祐平選手
背番号２　FW　平林輝良寛選手
背番号６　MF　阿部嵩選手
背番号７　MF　山道雅大選手
背番号８　ME　飛弾暁選手
背番号16　FW　布施祐典選手
背番号18　DF　根本裕一選手
背番号25　MF　金子慎二選手
背番号26　DF　吉野一基選手
背番号29　DF　鶴野太貴選手
背番号30　MF　井上渉選手
背番号31　DF　梅井大輝選手

サッカーチームには新陳代謝が大切だし、ましてや今期は17チーム中14位に終わったチーム。覚悟もしていたし、毎年経験していることではあるけれど、それでもやっぱり慣れないです…。

中でも地獄の北信越を共に勝ち上がったネモとヤマの退団には、やっぱり心が締め付けられる思いですね。思えば３年前の２月末、何気なく見に行った北大FPの練習に元U-23日本代表のレフティーがプレーしてて、偶然居合わせたベガルタサポの方と「何でネモがいるの?!」と驚いて話していたことが懐かしい。彼の実績から考えれば、きっと次のチームが決まるまでの腰掛だと思い込んでいたけど、まさか３年も一緒に闘うことになるなんて。刈谷での入れ替え戦での１発、あの美しく突き刺さった弾道は未だに脳裏を離れないですね。ここ金沢の地で２人の子宝にも恵まれたネモ。第１子が生まれたのも、ウチの子とほぼ一月違い。まだまだ頑張んなきゃね。

また嫁さんのお気に入りだったヤマの退団は、実は一昨日のふれあいサッカーの時に本人から直接聞いていました。昇格を決めた年のサポ納会にゲスト参加して、「お前のチャント、俺が作ったんやぞ!!」って声をかけると、「マジっすか??」と元々細い目をさらに細くして喜んで、握手しながらビールを注いでくれたヤマ。あの笑顔、そして一切手を抜かないプレースタイルに俺たちはやられてました。退団を聞いた後の「引退か？」の問いかけには、「いや、どっかでやります!!」と目に涙をためながらも答えてくれた。２人とも、いつかきっとまた会えるはず。俺たちとは違うユニフォームで、俺たちとは違うエンドに立っているだろうけど、その時は愛情いっぱいのブーイングをかましてやるから。もちろん他の10選手も同じ、対峙する日を楽しみにしてます。ありがとう、そしてお疲れさま。