31歳来て22歳去るストライカー

明日の必勝祈願や来週からのチーム始動を前に、ツエーゲン金沢の人事も慌しさを増してきました。

SC相模原(関東２部)でキャプテンを務めていた31歳のベテランFW 齋藤将基選手の獲得と、昨シーズンは佐川印刷SCでプレーしていた川本良二氏のGKコーチ就任を新たに発表しました。斎藤選手はブラジルや中国といった海外でのプレー経験や、静岡FC(東海１部)から東京ヴェルディ(J2)への飛び級入団を経験するなど、異色の経歴を持つストライカー。個人的には沖縄かりゆしFCで10番を背負い、九州リーグ制覇に貢献した頃からずっと気になっていた選手ですね。また川本新GKコーチは選手登録もされるとの事で、ＪリーグやJFLで長年培ってきた経験は、きっと大橋やタッシーの成長にも大きく作用する事でしょう。やはりサッカーチームは、若手とベテランが融合し切磋琢磨しながら強くなっていくもの。このベテラン２選手の加入は、チームにとってきっとプラスになるはずです。

また湘南からレンタルされて２年間在籍した、FW 菅野哲也選手の退団も決まってしまいました。１年目は独りよがりのドリブルばかりが目に付いたけど、２年目となった昨シーズンは周りにも気を配れるようになって、決定力も上がってきていました。これからもその成長を見届けたかったけど、未来のある22歳ですからね。新天地で新たなチャレンジをして、大きくなってまた会えればと思います。…菅野のGOOD 4 NOTHINGのチャント、大好きやったんになぁ。