糸は３本

いよいよ今週の金曜日から３日間、ツエーゲン金沢が今シーズンの夢をつなぐための戦い、全国社会人サッカー大会(全社)の北信越大会が新潟で開催されます。ここで北信越代表の座(３位以内)を勝ちとって、10月に千葉で行われる全国大会で上位の成績を収める(注１)、それがリーグ優勝を逃して行くことのできなかった地域リーグ決勝大会に、ツエーゲンが滑り込むことができる唯一残された道です。ただそれはツエーゲンだけじゃなく、各地域リーグから決勝大会を決めれなかった全チームが目指す、「蜘蛛の糸」のような敗者復活戦のようなものですが。

全社北信越のトーナメントを見ると、代表になる為にはリーグ戦で優勝を争ったJSC、パルセイロ、山雅から最低１勝はあげなければなりません。14日にサウルコスに勝ち、15日にJSCに勝って決勝進出を決めれれば、３日目を待たずに全国大会が決まりますね。ただ連戦２日目のツエーゲンが挑むのは、この試合が初戦でなおかつ地元のJSC、実力の差以上にコンディションをいかにリカバリー出来てるかが重要でしょう。そこは初日から選手を上手くやりくりして、万全の体制で挑んでくれるはずですが。ただここに関して言えば、ガチガチに守って消極的にPK戦狙いでも構わないと思う。３日間をトータルで戦い、どんな形でも全国への切符を手に入れる事が重要な訳ですし。

俺は何とか子守＆ママ守の都合を付けて、満を持して３日目(16日)に参戦予定です。決勝に進んでいればツエーゲンが初めて北信越の頂点に立つ貴重なファイナルで、もちろん３位決定戦に回っていれば全てがここで決まる「必勝」の試合。とにかくその日はガツンと行かせていただきます。14日から参戦の皆様、道中気を付けて向かって、新潟で一つ目、二つ目の歓喜をあげて来てください。


※注１：全社の全国大会から地域リーグ決勝大会に進むための順位は、優勝チームや準優勝チーム等が地域リーグ決勝大会進出を決めているか否かによって下位にスライドしていくため、一概に「○位以内」と言うことはできません。とにかく優勝すれば文句無しで行く事ができますが・・・。


第45回 全国社会人サッカー選手権 北信越大会 １回戦(準々決勝)
ツエーゲン金沢(石川県代表)vsサウルコス福井(福井県代表)
(８月14日(金)　サン・スポーツランドしばた　11：00キックオフ)
※　入場料無料
上位３チームが全国大会へ出場権を得ます