【夢現】
星の宿で長い季節を過ごした
毎夜夢を見た
おぼろげであいまいな
風景の連続が走ってゆく
古い日記のような夢だった
それは時という夢なのだと
覚めて気づく
夢現、流れるものに頼る根拠などなく
明け方の痛みだけが長く残った

drop88『夢現』
星の宿で長い季節を過ごした
毎夜夢を見た
おぼろげであいまいな
風景の連続が走ってゆく
古い日記のような夢だった
それは時という夢なのだと
覚めて気づく
夢現、流れるものに頼る根拠などなく
明け方の痛みだけが長く残った

drop88『夢現』