ガビチョウ (画眉鳥) は、特定外来生物 に指定されている為なのか、日本の野鳥と題された野鳥図鑑には掲載されていないことが多く、ネットで名前を尋ねる人が少なからずいるようです。
ガビチョウは、古くは江戸時代から鳴き声を楽しむ観賞鳥として中国から輸入されたそうで、1970年代の飼い鳥ブームで大量に輸入されたものが、ブームが去って放鳥されたものが野生化し定着したんだそうです。
ガビチョウは、私めの住む中国地方では山陰では見られるが山陽では見られない野鳥 で(→ よって、広島県の野鳥図鑑には載っていない)、関東や東海、九州北部に多く住む留鳥 です。 従って、私めにとってガビチョウの撮影は、東京で探鳥した成果の一つです。 私めは2羽(つがいかも?)で行動していたガビチョウに出会いました。(↓)
ガビチョウの外観的な特徴は、何と言っても、明るい茶色の頭部に、大変目立つ太い白色で縁どられた眼(→ 普通のアイリングよりはるかに太い)と、その白色が目の後方まで長く伸びている特徴的な白い紋様です。
ガビチョウは全長25センチ程で、ヒヨドリより少し小さい位で、頭や首、胸に黒褐色の縞模様があります。(↑) ガビチョウは藪の中に住んでいますが(↓)、地上採食性 なので地上を走り回って昆虫や果実を食べます。
ガビチョウの尾羽は長く先に行くほど黒くなり、嘴(くちばし)は黄色です。 (↓)は尾羽を立てて少し広げた姿ですが、記憶では糞をした直後だと思います。 (ちょっと露出オーバーの写真です)
(↓)がガビチョウの正面顔です。 尾羽が長いのも確認できます。
(↓)がガビチョウの後姿です。
ガビチョウという名前は、ちょっと奇妙に聞こえる和名ですが、これはこの鳥の中国名「画眉鳥」をそのまま日本語読みしたものなんだそうです。
尚、撮影場所は、多磨霊園 と隣接する浅間山(せんげんやま)公園 @府中市@東京で、撮影時期は3月下旬です。
(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)
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