ソウシチョウ (相思鳥) は見た目がとっても愛らしい小鳥ですが、「日本の侵略的外来種ワースト100」に選ばれた特定外来生物 で、関東北部から九州まで留鳥 として野生化し住み着いています。
ソウシチョウは全長15センチ程のスズメ位の大きさで、笹藪のある低山に住み、小さい群で生活しています。 私めが出会ったソウシチョウは5~6羽の群でしたが、群の写真は撮れませんでした。 笹藪から出て来たソウシチョウの姿です。(↓)
ソウシチョウの姿は、背面は暗緑色で、喉は黄色、胸は濃いオレンジ色、翼に黄色と濃い赤の斑紋があるのが特徴です。
ソウシチョウは雑食性で、昆虫類、果実、種子などを食べます。 (↓)は、虫を追って尾羽を前側に折った形になったけど、ちゃんと赤い嘴で虫を捕まえた姿です。
ソウシチョウは、その美しい姿から、江戸時代から飼い鳥として日本に輸入されていたが、本格的に日本に入ってきたのは1980年以降で、「かご抜け鳥」レベルの数ではなく、ペットブームが終わって在庫処理に困ったペット販売業者が大量に放鳥した結果、野生化したんだそうです。
(↓)はソウシチョウの後ろ姿ですが、尾羽の中央に白線があり、そこから後方は黒い色になっているのが判ります。
ソウシチョウは、番(つがい)のオスとメスを分けると、お互いに鳴き交わしをするため「相思鳥」の名が付いたそうです。
尚、撮影場所は、多磨霊園 と隣接する浅間山(せんげんやま)公園 @府中市@東京で、撮影時期は3月下旬です。
(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)
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