ウミネコ (海猫) は全国で1年中見られる唯一の留鳥カモメで、黄色い嘴(くちばし)の先に黒と赤の模様、尾に黒い横帯があるのが特徴です。 ネコに似た声でミャオ~ミャオ~と鳴くのが名前の由来です。
幼鳥が最初の冬を迎える前に「幼羽」から部分的に「成鳥羽」に換羽し若鳥になった状態を「第1回冬羽」と呼びます。 第2年目の翌春に更に部分的な換羽によって成鳥羽になるものが多いのですが、成鳥羽になるのに数年かかる鳥もいます。 成鳥羽になった段階で繁殖能力が出来上がると言われています。
今日はウミネコの「第1回冬羽」の姿を見て頂きます。
ウミネコの幼鳥は、足も嘴も黄色くなく、嘴の先の赤い点もありません。(↓)

(↓)で 奥にいるのがウミネコの成鳥で、手前の2羽が幼鳥です。

ウミネコの幼鳥が翼を広げた姿です。 成鳥との違いがよく判りますね。(↓)

昔 やっぱりウミネコの若鳥と成鳥を見て頂いております。(→ こちら)
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