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年金暮し団塊世代のブログ

男寡になった団塊世代の年金の現実と暮らし向きをブログで。 今や仕事になった鳥撮り(野鳥撮影)の成果もアップします。

数の数え方 (その3~アイヌ語)  (2008年10月)

2008年10月29日 | 日々雑感

フランス語ドイツ語の数の数え方の話をしたついでに、私めがユニークな数え方だと思った言葉の一つにアイヌ語があります。 但し、これは他人(ひと)様から聞いた話ですので、アイヌ語なぞ全く知らない私めに真意の程は保証しかねますが…。 
 
アイヌ語では、1~7までは固有の単位があるのですが、8は「あと2個で10個 」、9は「あと1個で10個 」というのだそうです。10は固有の単位があり、11は「1個と10個 」ですが、18は「(あと2個で10個) と10個 」となります。 
 
20の単位はあるのですが、それ以上の単位が無く、30は「あと10個 で 2 × 20 個」、40は「2 × 20 個」、50は「あと10個 で 3 × 20 個」という具合で、100は「5 × 20 個」というのだそうです。 つまり20が最高の単位だそうです。 
 
私めがユニークな数え方だと思ったのは8を「あと2個で10個」という言い方、数え方です。 単位が無いので足し算風に言うしかないのかも知れませんが、「あと2個で」と言うからには引き算が出来て初めて言える言い方、数え方だと私めは思うんですが、如何なもんでしょうか? こういう足し算風な言い方をする言葉は、私めが知る限り、他にはありません。  
 
<参考> ラテン語も18は「20から2(つ前)」という言い方をするらしく、似ているようですが、これは引き算方式でして、アイヌ語の足し算方式とはちょっと違いますね。