V字パシュート編隊が行く

11:20am 昨日は暖かかった。畑が気になった老人たちが大勢家から這いずり出てきてた。私もその一人。玉ねぎは元気に越冬したようで一安心。じきにコヤシ撒く準備だ

昼近く、遠くでクェックェッと白鳥の鳴き声。畑で見上げれば西の空から編隊が横切っていく。いつもの時間、コースと違う方向。そろそろ北帰行始まりかな。こんなに長い編隊は珍しい。

渡り鳥のV字型編隊はなじみ深いがちゃんと空力学にかなった飛び方というのは知られている。スケートのパシュート追い抜き競技でスリップストリーム追い風の力が有名になったけど、真後ろでは下向きの風も働くので飛行にはマイナスなんだって。しかし翼の後ろ横では上向き上昇気流と追い風両方があるので、翼の後ろ横が飛行には省エネ最適な場所だなんてどうやって教わるんだろう。ビックリのV字編隊飛行だ。

北海道経由、千島列島、樺太と2方向で島つたいでシベリアまでの北帰行は何日くらいかけての旅なんだろう。元気に帰って欲しい。そして春が来る。