和納中37年入学

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アルペンルート 駆け抜け

2016-10-15 07:29:06 | 旅行

11:53am 黒部ダム展望台から、毎秒10t 迫力の水しぶき。

先週の連休前、新聞挟み込みに今どき手書きの広告、「錦秋に染まる立山黒部アルペンルート大縦走」なんと日帰りバスツアー17,800円弁当付きを見つけた。扇沢でバス降りてダムからロープウェイとトンネルで室堂に。そこにはあのバスがお迎えに来てるという離れ業ツアー。黒部には家族旅行と社員旅行で長野から3回、室堂には立山剣岳山行で富山から2回来ているが長野から富山に抜けるなんて面白い!と即申し込んだ。12日、参加者25人は巻潟東インター近くのトラマス本社を6:45am出発。聖籠新発田インターから乗った人は5:20amまだ暗い。

ミフネと裕次郎の「黒部の太陽」。扇沢からトンネルをトロリーバスであっという間にダムに抜けるが、5.4kmのうちたった83mの破砕帯抜けるのに7か月もかかった難工事の映画。黒部ダム駅から200段の階段を中学生たちと抜けてダム展望台に。岡山市から3泊4日の修学旅行だって。50年前の修学旅行で覚えているのは上野駅から銀座、羽田空港、箱根大涌谷・・旅行前に整列と行進?の練習何回もやったことくらいか。

 

9㎥の生コンバケット。クレーンで何万回往復したんだろうか?オペレーターはスピード勝負だ。生コンバッチャープラントがあった場所がいま展望台になっている。

大観望に上がるロープウェイ駅から。紅葉ちと早いか。右手のピークから針ノ木岳(2,821m) スバリ岳(2,752m)釣り尾根の左には赤沢(2,678m)鳴沢(2,641m)そして爺へと続く山並み。

奇しくも44年前の10/13日新宿から夜行 14白馬駅→猿倉→白馬雪渓→山頂山荘脇ツェルト 15天狗山荘→唐松小屋→五竜山荘脇ツェルト 16風雪 キレット小屋→鹿島槍→爺→冷池→種池小屋ツェルト 17スバリ→針ノ木→扇沢、大町駅 を思い出してセンチメンタルに・・あの針ノ木の上にいたと思うと。暇と体力あるけど金なくて小屋に泊れなかった独りラーメン山行22歳の10月単独行。

 

 旅程表には立山室堂着13:25頃、出発15:15pmとあったので「みくりが池温泉」で2時間近くあるので金麦2本ギンギン冷やして楽しみに保冷剤付きで家から持ってきた。ツアーガイドは入社4年目24歳の松野女史は集合出発時間をくどいほど言うけど遅れる人は必ずいる。トロリー、ケーブル、ロープウェイ、トロリーと乗り継ぐに時間通りにいかない。室堂着が45分も遅れてしまった。出発時間が15:30となって温泉タイムは1時間20分。ここは標高2,410m日本一高所の温泉に石畳の大急ぎ往復に高山病か足元ふらふら足つってしまった。それでも湯船に20分は浸かって大満足、酸ヶ湯のような酸っぱい白濁温泉に汗引かないうちにロビーで飲んだ金麦は値千金。サラダホープ小袋1つで350缶2本の極楽でした。長野側は青空、温泉に浸かってるうちに視界ゼロ、みぞれが降ってきた。山小屋はどこも15日で今年は終了する北アルプスに雪が来た12日だった。

ツアー料金17,800円のうちトロリー、ケーブル、ロープウェイで5,900円/1人、立山有料道路観光バス往復なんと51,820円/25人=2,073円、一人8,000円は乗り物代金なら仕方ないさ。帰りのバスで見た「プロジェクトX挑戦者たち」の黒部偏DVD 使命感に燃え困難を乗り越え"夢"を実現させてきた「無名の日本人」たちの姿に中島みゆきの「地上の星」が心に染入る ♪風の中のすばる 砂の中の銀河 みんな何処へ行った 見送られることもなく・・・

念願のみくりが池温泉金麦一杯に大満足のまるで「超高速参勤交代」のようなアルペンルート駆け抜けバスツアーだった。

 

 

 

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