11月5日 2:44pm 闘い終わった「鳥幸」13歳。今年の最優秀角突き牛に選ばれて表彰された。
朝、カミさんに小千谷の角突きを見に行きたいけどいっしょに行かない?って誘われる。急になんで?って聞くと、観戦バスツアー3,900円申し込んだけどハズレタのって。12時開始にnavi見ると小千谷まで下道57km1時間24分。9時半出発し中之島ICからR8→R17→三国街道妙見通って山に入り11:10am到着。5月初場所から年7回、今日は千秋楽で組み合わせは16芝(と言うらしい)32頭の取り組み表を受付でもらう。地元東山小学校生徒が育てる牛太郎も登場する。
結びは13歳同士の鳥幸と清松。ぶつかった時のガツンという音は大相撲の頭突きを思わせ迫力満点。3歳から初出場、さすが最高齢の2頭の経験豊富の素晴らしい突き合いに勢子たちも緊張してるか。
闘い終わって後足に縄をかけ、鼻を取って牛を引き離すのに緊張が走る。勝ち負けを付けずに引き分けるのがここ小千谷と山古志の角突き。闘っても勝ち負けなし。だから闘牛って言わないのか納得する。どこかの国では人と牛の戦い、最後に剣を突き刺すことを想えば・・・であるな。
相手をした清松。足にテーピング、今日は踏ん張り効かなかったのかな。
牛は20年くらいが寿命らしい、とすれば13歳は人の約50歳というところか。地元での繁殖は無くて皆県外からやってきた牛とアナウンスがある。
途中、カミさんが申し込みにハズれた?バスツアー30人くらいがゾロゾロやって来て、終わりの3番を観ずに帰って行った。カミさんいわく2,000円の入場料で結びの一番まで見られて「ハズレて良かったかも・・」だって。
昭和の20年代までここ和納でも牛馬は身近にいた。その昔江戸の時代に馬市があった和納は牛よりも馬が多かった。子供心に牛のウ○コは汚くて馬派だった。つい数年前まで馬頭観音信仰の「観音講」って言って町内の集まりが残っていた(2012.2過去ブログに書いた)。エンジンの耕耘機(こううんき)テーラーが来る前は農家の田んぼは牛馬で耕耘されて米俵の運搬も馬車だったのはつい昭和の話だ。後ろにトレーラー付けて運搬にも使えるので耕運機・・米国メリー・ティラー社の技術だったことから単にテーラーとも呼ばれたとWikiに。
牛と身近になった一日だったな。
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