登っている途中は緩めば快適ザラメだなぁと思っていたのですが、
残念ながら気温は上がらず9合目辺りからアイゼンも前歯しかかからなくなり富士の突風に警戒しながらでした。
数日前から季節はずれの強い寒気が入っていたのでけも氏には笑われましたが、
途中から念の為持っていったアックス2本にヘルメットというフル装備でした。
稜線まであがると風はより冷たく、強い日差しに当たっているのに指が痛くなるほど冷えた。
稜線で
稜線からの滑降は出来ましたが、最初の1ターン目はかなりプレッシャーのかかるアイスバーン。
エッジを常に雪面に噛ませていないと不安なので基本に忠実なベンディングでし。
シュプールすらつかなくどんな感じに滑ってきたのかもわかりません。
ミスれば巨大滑り台数百m確実ですわ。
直下はスラフが硬く凍る凸凹ゾーンもあり、メチャメチャ慎重でし。
カリカリは徐々に緩みながら3000m以下まで続き、
やっと新雪&ザラメっぽくなったところで緊張から解放された。
そんな感じだったので今回は皆さん写真が少ないです。
さすがにこの日須走から山頂に向かった変態パーティーは僕らを含め2組でした。
2人組のテレマーカー、上手かったなぁ
この時期にこんなにカリカリとは、アイスランドの火山噴火が影響してるんですかねぇ?
なにはともあれ皆無事に下山できてよかったです。