メンバー:いっぱい
天気予報では9時から12時に雨が降り、その後は晴れるということだったので、
地形図見た感じでは山頂まで近いし緩いので12時発でもいいんじゃないの?とも思ったが山の基本早出でし。
なんでも尾瀬に入るには駐車場の確保が鍵を握るらしい。
といっても鳩待峠を出たのは8時過ぎていたような気もする。
高い駐車場代は片道のガソリン代より高くつきそうだ。
登り始めはまだ見通しよく尾瀬ヶ原の向こうで至仏とにらめっこしている燧ヶ岳も見えていたのだが、次第に消えた。
周りは視界10mのホワイトアウトでし。
天気予報のくせに当たってくれた。
仏の境地に至った人
霙で濡れて寒い。
お次は霰がバチバチ打ち付け痛い。
山頂は湿雪。
何も見えなく、人も多く、寒いだけなので、
さっさと滑降準備をしてこの夏、至仏山荘で働く悪一休さんに会いに行こう(以下一休山荘)。
ということでムジナ沢を滑降。
視界が悪いのでピッチを短く切りながらはぐれないように全員かたまっての滑降となる。
天気に反して雪質は良く滑りやすい。
ガスを抜けて視界がよくなると一休山荘が右前方に見えてくる。
時々重くなる雪に蹴躓きながら尾瀬ヶ原の一角に降りビチョビチョになって一休山荘に入るとニコニコしながら悪一休さんが迎えてくれた。
小一時間飲み食いし、天気も回復してきたので一休山荘を後にする。
鳩待峠までダラダラ歩き、終了。
初めての尾瀬、景色はほとんど見れず悪天なのに人はたくさん見れた。
遥かな尾瀬と唄われた行く前まで持っていた印象はかなり崩れたじぇ。
真っ白の中を滑降する私。