頸城・焼山 山スキー

2010年04月26日 | mountains
焼山は遠い 激疲れでし

去年、火打山に行った時に北面台地末端から見た焼山がかっちょよかったので今回行ってみた。
その時は笹倉温泉発だったので同じようなルートより違うルートの方が楽しそうなので笹ヶ峰発にした。
多くのHPに上部はカリカリのアイスバーンだったと記載されていたけれど、
南面なら焼山上部も緩んでカリカリお怒りになってないでしょう。
こんなマニアックな山行に3名が付き合ってくれた。

メンバー:けも、だる (お気楽問サラ





杉野沢橋から金山谷までがややこしく、
トラロープ利用で岩場をへつったり、雪壁を登ったり、硬い急斜面のトラバースがあったり・・・、
初めて行く者には要領悪くえらく時間がかかった。


けも氏が驚いた巨大ダケカンバ

裏金山谷を越えた辺りから肩までは快適ハイク。
南面で風も無く、雲ひとつない天気だったので少々暑かったが。
前日、至仏山に行った九州コンビが疲れからか遅れ始めてきた。


もうすぐ山頂

肩付近から山頂までは冷たい風に曝されて寒い。
久しぶりに内股も攣る。
雪面も硬くなっていたので大岩の陰に荷物をデポして残り100mは空身で雪壁を登り山頂へ。
結果論から言えばルート取りによっては山頂からの滑走も全然問題ないコンディションだったが、
まぁ全てがうまくいくとは思っていないので次回のお楽しみ。
火口付近には笹倉からと思われる山スキーヤーが数人。
手を振ると手を振り返してくれた。フレンドリーです。


三角点のけも氏


山頂付近の僕


北面台地があんなに下に見える


噴煙モクモクのむこうに火打山

山頂ライフを堪能し、デポ地まで戻り後続をみると2100m付近にいる。
時間切れになるか?

がんばってデポ地まで登ってきてもらい小会議。
帰路の登り返しがキツそうで体力的に難しいということと山頂も踏みたいということで九州コンビは笹倉温泉に抜けるとのこと。
僕らは予定通り胴技キレット経由で来たルートに戻る焼山南面ルートへ。



滑り出しは斜面が見通せなくて行ってみないと様子がわからない急斜面ですが快適ザラメです。
胴技キレットからは広い谷を自由に滑れる超快適斜面。
いや~ 焼山南面最高です。




あっという間に裏金山沢まで滑り降りここから滝沢出合までツボ足でぐさぐさザラメルートをズボズボ脚を取られながら戻る。
最後の駐車地点までの林道登りがかったるく疲れる。

マイナールートですが、そのぶん静かで下部が悪いながらも焼山南面も北面に負けず劣らず景色がすばらしく滑走も楽しい。
久しぶりに快心の山スキーだった。

同行の皆さんありがとうございました。