濁泥水の岡目八目

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旭日旗は鷲と鉄十字と同じく国家のシンボルである

2016-09-20 14:29:12 | エッセイ

 第二次大戦中に、ナチスドイツの勝利を宣伝する戦時ニュースの冒頭に鷲の画像が出てくる。又、戦争で功績をあげた軍人への最高の勲章は鉄十字章である。このようにナチスドイツは、戦争中に鷲と鉄十字をそのシンボルとしてさんざん使っていた。しかし画像にあるように、鷲と鉄十字は現在のドイツでも使い続けているし、それを非難されたりはしない。

 ハーケンクロイツは「人種差別とユダヤ人迫害」を公然と掲げた犯罪集団ナチスの党章であり、犯罪思想のシンボルである。それに対して鷲と鉄十字はドイツという国家のシンボルであり、ナチスに使われたからといって犯罪思想とかかわりはないからだ。国家は戦争をするし、その戦争が侵略だったと後から非難されることも珍しくない。だがナチスのユダヤ人大虐殺は戦争犯罪ではなく、病的で異常な思想に取り付かれた集団の人類に対する犯罪行為なのである。だからハーケンクロイツは忌み嫌われて使われなくなったのだ。

 旭日旗も日の丸と同じく、又ドイツの鷲や鉄十字と同じく国家のシンボルであり、犯罪思想などとはなんのかかわりもない。それを戦犯旗などと声高に主張するのは日本という国家に対する侮辱であり、する奴等は日本の敵である。敵から不当な攻撃をされて大目に見るのは間違いである。赤の他人は、攻撃する方にも言い分があるのだろうと思い込んでしまう。不当な攻撃には徹底的に反論して相手を叩き潰さなければならない。それがグローバルスタンダードである。

 だいたい旭日旗非難は筋違いである。非難している奴等の政府が旭日旗を認めているのである。まず自分達の政府に、日本の旭日旗反対を宣言させるべきだろう。それをしないで何の関係もない外国で、しかも政府でなく企業や団体にごちゃごちゃ文句をつけている。私はそれを彼等のアルジャーノン化だと思っている。彼らは明らかに知的に劣化している。しかもそれがどんどん進んでいる。最近の政治経済ニュースがそれを証明している。

 


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