濁泥水の岡目八目

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不破哲三が武井昭夫にボコボコにされたのはスターリン主義者同士の粛清だった

2020-05-28 14:34:28 | 歴史談話


 宮本顕治は国際派であり東大細胞(共産党支部をこう呼んだ)の不破哲三もそうだったのだが、国際派内で「警察のスパイ」と疑われて初代全学連委員長であった武井昭夫から凄まじいリンチを受け血まみれになったという。連合赤軍のやった総括とそっくりである。また所感派と国際派に党は二分されて各地で流血の内ゲバが巻き起こつたという。これも中核と革マルそっくりである。
 朝鮮戦争が始まると日本共産党は武装闘争路線を掲げ「中核自衛隊(笑)」や「山村工作隊」を組織して日本各地でテロ攻撃をもくろんだ。朝鮮半島で戦っている共産軍に呼応して背後から米軍や日本政府を攻撃しようとしたのである。当時の日本共産党はスターリン、毛沢東、金日成を絶対に支持していたのである。日本共産党は自分達が戦前から民主主義を追い求めてきたなどと言っているが、それは全くの嘘である。