かで&ぐりこの IKI IKI TRIP!!!

☆2014IKIIKI幼稚園建設1000縁プロジェクト始動☆

16日目(西条~広島~宮島)

2006-11-07 10:47:49 | 旅日記
大変だった昨日の夜を何とか乗り越えて迎えた朝



でもまだ自転車は直っていないからなんとかしなくちゃいけない



こういうときにネットというのはすごく便利



近場で直せそうな自転車屋を探して見つけた広島市内にある間違いなく直せそうな自転車屋



まだ時間が早かったのでお店をでてから時間を見計らって電話してみたら直せるとのこと



やったぁともう一度駅へ向かうが昨日はタクシーだったからそんなに感じなかったけど、遠い



積んでいた荷物も自転車も全部持って歩いているからさすがにもたない



ということでバスを待つことに



大きい荷物でみんなの視線を浴びながら西条駅に着いた




それから切符を買って広島へ



まさかこんな形で広島入りするとは思っていたがこればっかりはどうしようもない



駅の人に電話したときに聞いた最寄の駅の名前を話すと次の駅まで電車で行ってそっから路面電車にのっていってくださいと言われ思いがけず広島の名物「路面電車」に乗ることになったなはは






そして重い荷物を降ろして自転車屋まで担いでいきやっと自転車屋へ到着




直してもらうとあっという間








直った自転車に乗っていざ広島市内にある原爆ドーム、広島市民球場、広島城に向かった



このときはもう



「自転車最高~っ!!」


って本気で思ってニヤニヤしっぱなし状態




途中道を聞いた男の子が一緒に市民球場まで送ってくれてあっという間に到着






さらにラッキーなことに中でたまたまアマチュアの試合をやっていたので中まで入ることができたんだ









それから広島城ここは今まで見てきたお城の中でははじめての木が使われて出来ているお城










なんだか変わっていて面白かった




そして平和記念公園(原爆ドーム)へ




本当にこの3つはすごい近くにある



市民球場側から行くといきなり現れた「原爆ドーム」今この青空の下でもなおそのときの原爆のすさまじかった衝撃が伝わってくる







そっから平和記念公園の方へ走っていくと川岸では若者がミスチルやジュディマリなんかを歌っていたり子供なんかは平和の鐘を突きまくって喜んでいるし、みんな笑って話しているし、平和を祈った石碑や原爆の被災者の慰霊碑などがあるその一角以外は本当に平和そのもの





自分の中でイメージしていた悲しい場所とはかけ離れた光景に最初はこんなところで・・・とか思ったりもしたけど、これが平和それでいいんだよなぁと思った




それから原爆資料館へ



入ってみるとそこには壁一面にその時代に何があったとか書いてある。



ここも修学旅行生やらなんやらで人がいっぱい



だから一通りみたらでようかな



と思って見ていた。



でも一番奥のガラスに入った時計を見てから自分の中でのこの原爆というもののすさまじさ、悲惨さ、どれだけのことがあったのかの認識がものすごく甘かったのを痛感した



原爆のあった8時15分でその時計の針は止まっていて表面のガラスは割れ中には砂や砂利や粉塵が今でもそこにはしっかりと残っている。






この時計は実際にその当時していた人のものをこの資料館を作るときにその家族から後世にこの現実を伝えてほしいため寄贈されたものらしい



そこからは自分の見方も変わって、しっかりと昔日本のこの場所で起きた現実を見なければいけない気がした



このとき次に宮島に行きたいとか修学旅行生がどうとかははもうなく、最初っからゆっくりしっかりと見て読んだ。




戦争の歴史。実際体験していない自分には授業なんかでは習っていても実感として沸くものではなくただそんなこともあったんだなと思うばっかりだった



けど、今回広島のその資料館で見て感じたことはずっと忘れないだろうし、今のこの平和を本当に尊く感じる



資料館には一階二階とあっていろんな展示物や資料がおいてあって写真も撮っていいからみんなにもこれを少しでも伝わったらな。と思い写真を撮ろうと思ったりもしたんだけど、あまりにもそれは重くてシャッターは最初の時計と壁に貼ってあった写真







しか押せなかった



だからもしみんなも広島へ行くことがあったら一度資料館に行ってみてくださいなたぶん子供の頃に行って見たときとかとは違う感じで必ず何かが伝わってくると思うから・・・





それからもう一度原爆ドームと平和の鐘を見に行った











さっき見たとき変わってはいないはずなのに違って見える




夕暮れ時だったからか余計その姿から悲しみや苦しみが伝わってくるような気がした




そして何にもなくなったこの場所がよくこうやって今平和な場所になっているなぁこの平和が当たり前じゃないんだよな心底感じた




「平和の鐘」これには国境の書いていない世界地図が彫ってある







本当にそうなったら幸せだよね




それから本当は夕日と宮島のあの大鳥居を見たかったんだけど、そんなわけで時間がだいぶおしてしまい一番最後の遊覧船で宮島へ



しかしこれに乗ると必然的に今日ここへは帰ってこれないということでこの前の便までは満席だったのが貸しきり状態




でも自転車は乗せれないと聞いていたのでリュックとテント、寝袋だけもって乗り込んだそれで運転手さん船頭さんとオレの三人で話していると自転車も乗せれたのに



といわれたが


「もうどうしようもないし歩いてまわるんでから大丈夫っす



と言ったらその船頭さんが



「オレのでよければボロだけど、貸してあげるよ



と自転車を貸してもらえることになった



本当に人ってどこに行っても温かい人がいる








いよいよ宮島へ到着



降りて自転車置き場まで案内してもらうところでもう鹿が普通に歩いている




小さい頃につれてきてもらった記憶ああって鹿がいたのは覚えていたけど、まさかこんなにいようとはと予想以上





でもおなかが空いていたので広島といえばお好み焼きということでお好み焼きを食べに(そこしかもうやっていなかったのもあるんだけどね




メニュー横には鳥居の模型があったりしてさっそく宮島にきたんだなぁと実感








お好み焼きはそこのおかぁさんオススメのチーズ入りのお好み焼きを注文



これがまたお勧めだけあってうまかった



そして広島といえばのそばも入っていてボリュームも満点








おなかもいっぱいになって夜のライトアップされた鳥居を見ようと自転車をこいでいると鹿がもう本当にたくさん




これはテント張って大丈夫かなぁ



なん思っていたら鳥居がもうすぐそこに



夜ライトアップされた鳥居はすごくきれいだった


デジカメだと実際の色はちゃんとでないんだけど、こんな感じ










神社もきれいで見れて満足






さてもうお店もしまってすることないし、寝床探しだなと思って本当はこの鳥居が朝起きたら見えるところにテントを張りたかったんだけど、どこをどう探してもそれは無理な状態




しょうがないからお好み焼き屋のマスターオススメの海岸へ




こっちの道は外灯がかなり少なくてときには真っ暗になる道もしかもここにも鹿はもちろんたくさんいるしタヌキなんかも二匹ほど見かけた




まぁもうここまできちゃったら寝ないわけにはいかないしと思い、その海岸でテントを張っていると山の中からガサガサ聞こえたり向こうから鹿は近寄ってくるしさらには




「クォーーーン!!!クォーーーッ!!」



とものすごい大きな声で鳴く声が



「これはやばいかもな




なんて恐怖を感じていたら車が通りかかり



「そこはテント張っちゃだめなんだよぉ



と声をかけられた。その人はこの辺の見回りをしているらしい



それでその人に



「明日朝早く起きるんだったら黙っておいてあげるから向こうのキャンプ場で寝な



と親切に教えてもらいそのキャンプ場でテントを張りなおして寝た



実際ここにも普通に鹿や動物は来るらしいんだけど、この日は地元のボーイスカウトの子供や大人が来ていて



「遠くから鹿がきたぞ~!!」



「おりゃぁ!!」




なんて声が聞こえてきてたんで



「よしよしナイス少年



なんて思いながら寝ました


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (たにやん)
2006-11-08 10:17:32
原爆ドームや資料館で見た通り戦争ってのは悲しくて悲惨だよ
俺はじいちゃんとばあちゃんに戦争中の話を聞いて悲しいと思ったけどすごい貴重な話を聞けて良かったと思ってるよ
カデも鹿児島に着いたら聞いてみるのもいいかもな^^
返信する
そうだな。 (だいち)
2006-11-11 17:55:19
たにやんの言うとおり本当に今はぜんぜん日本では感じられないものだけど、戦争ってのは悲惨すぎて本当にちゃんと直視できないもんなんだよね


じっさいおじいいちゃんの家について過ごしている時間の中で車に乗っているときおじいちゃんがこの辺は空軍の基地があって戦争のt0おきは爆弾が振ってきてそれはもう大変だったんじゃぞ



という話しから実際使われていた防空壕のあとだったりその基地があった場所を教えてくれた。


もちろん今はやっぱり平和なんだけど、その戦争の悲惨さを少しはオレらもわかっていないといけないのかもな
返信する

コメントを投稿